キャパオーバーです ページ35
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JM「Aちゃんやっほーオンマが来たよ」
『やっほー』
「え、何。仲良いの？」
というかオンマって何？とユニに聞かれるけど説明が難しい。
JM「チソンは俺の息子、チソンのヌナだから俺の娘なの」
分かるでしょ？なんて言うジェミンくんだけど、それ全然伝わってないと思うよ。
「全然分からない....」
ほらね。
JN「久しぶり」
ジェミンくんに気を取られていたけどジェノくんも居るんだった。
私今髪型とか大丈夫かな。前髪割れてないかな。
『あ....うん。あの、カフェのときはごめんね急に帰って。
何か申請で来たの？今申請用紙が...』
JN「Aと話そうと思って」
『え.....？』
今なんて？
呼び捨てされたことにも、"話したくてわざわざ来た"と言うことにも驚いて固まってしまった。
JN「チェユニさん、A借りてもいい？」
「どーぞ」
座っていたパイプイスの前に立つと、行こうって手首を掴まれる。
JM「俺がユニちゃんと留守番してるからごゆっくり〜」
『あ、えっと、ありがとう』
2人話したことないけど大丈夫かな？なんて頭の片隅で思いながらも半歩前を歩くジェノくんの背中を見つめていた。
講義も無く、人の少ない教育棟の1階にあるソファーに腰掛ける。
JN「無理矢理連れてきてごめんね」
『ううん、大丈夫』
JN「俺ずっと謝りたかったんだ、この前のこと」
謝る？私が謝る方じゃなくて？
JN「俺にとっては共通点が増えたみたいで嬉しかったんだよね。そのゲームが。」
でも上手く伝わってなかったよね？ごめんねって眉毛を下げて笑うジェノくん。
『何でジェノくんが謝るの...私が勝手に...』
JN「それでも謝りたくて。俺、その...ゲームとか関係なく単純に仲良くなりたかったんだよね。もちろんきっかけはゲームだったけど、Aがゲームやってなくても出会ってたらきっと同じように思ってた。」
『あ、えっと....』
JN「仲良くしてくれる？」
隣に座る私をのぞき込むように見つめるジェノくんに恥ずかしくなってしまって、小さく頷いた。
するとジェノくんはニコニコしながら顔にかかっていた髪にふれ、私の耳にかけた。
なに、なにそれ....まるで昨日見た恋愛ドラマのワンシーンみたい....!
JN「その顔はじめて見た。可愛い」
キャパオーバーです。
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はりねずみ(プロフ) - 何度も読み返してます！とても面白いので次のジェミンの話も楽しみにしてます！ドンヒョクのお話のパスワードを知りたいのですが、教えていただけますか？ (2021年8月7日 18時) (
レス) id: d7178e9f9f (このIDを非表示/違反報告)
そんふん(プロフ) - "構成要素"をお互いに見せ合って、"オッケー！"ってなったら付き合うという考え方が、すごく素敵でした。何度も読み返すくらい大好きです！ (2021年8月6日 1時) (レス) id: 0e6301f498 (このIDを非表示/違反報告)
さなこ(プロフ) - この作品、好きすぎて月1くらいで読み返してます。笑 (2021年6月4日 1時) (レス) id: a10af9d64e (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます！ジェノペンさんにそう言ってもらえると凄く嬉しいです...!私もまた書けたらいいなと思っているのでその時はぜひ宜しくお願いします！ (2021年4月16日 9時) (レス) id: 6d524ee8df (このIDを非表示/違反報告)
みん - こんばんは、ジェノペンです。こちらの物語めちゃくちゃ面白くて何回も読みました！文章も読みやすくて、リアルな学生の会話のような感じでほんとドキドキしました。またいつかジェノの物語書いていただけたら嬉しいです〜！ (2021年4月16日 1時) (レス) id: d53afc680c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんまん
| 作成日時：2021年2月14日 16時
