ep.15 ページ15
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XMside
走り始めるとすぐに電話が鳴った。
マネヒョンからだ。
「もしもし？」
「おーみんそが。いつものとこ走ってんのか？」
「あーうん。気分転換にね」
「無理すんなよ。お前は長男じゃない。俺が長男なんだから。な？頼れっていってるだろ？」
ほんとに優しくて頼もしくてありがたいマネージャーであり、お兄さん。
この人がマネージャーでよかった。
「あ、そうだ。会えるかわからないけど、お前の走る道にAがいるかもしれない。」
え？Aって、あのビーグルが言ってた？
「ちらっと話す程度ならいいぞ。相手もお前のペンだし。話したところ悪い奴じゃないしな。」
そうとう気に入ってるようだ。さらに気になる...。
「ま、会えるかどうかわからないけどな。」
つまり、会えたらそれなりに縁があるってことか。
すっすっはーと呼吸を整えいつもの道を走る。
じんわり体が温まってきたころ、一人の女の子が建物の近くを歩いてるのが見えた。
...もしかして。
少しだけスピードを上げるとやっぱり。
今日電話でほんとに少しだけだけど話した子だ。
「あの...」
と遠慮がちに声をかけると、はいと返事して顔を上げた瞬間、
これでもか！というくらいに目が開いた。
「Aさん...ですよね？」
一応確認するとまたこれでもか！というくらいに首を縦に振った。
「とりあえずここだとなんだから俺の知ってる店でもいこう？時間大丈夫？」
「はい...」
これで3回目。君の声を聴くのは。
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あんまん(プロフ) - caratちゃんさん» こんな昔の駄作にコメントありがとうございます...不意打ちのコメントとても嬉しかったです。宜しければ他の作品も読んで頂けたら嬉しいです^^ (2019年7月18日 21時) (
レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)
caratちゃん(プロフ) - すごくいいお話でした。面白くてつい一気読みしてしまいました笑 (2019年7月18日 1時) (レス) id: 7fca833944 (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - れみシウさん» コメントありがとうございます。ミンソクペンです^^よろしければこれからも応援してください！ (2016年7月8日 19時) (レス) id: 8a88d5ff94 (このIDを非表示/違反報告)
れみシウ - 他に作品を作るならこれからも頑張って下さい♪ (2016年6月30日 16時) (レス) id: 4f496c1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
れみシウ - ミンソクのペンですか？私はミンソクペンです! (2016年6月30日 16時) (レス) id: 4f496c1bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんまん
| 作成日時：2015年11月27日 18時
