２４話 ページ28
｢清十字怪奇探偵団？｣
リクオが清継のいった名称を口にする。
｢僕が結成した団体だ。
主な活動は妖怪探し。
奴良くん。君もメンバーの1人だ。｣
｢えぇっ！？｣
｢もちろん、家長くん。君もだ。｣
｢えぇっ！？((ｶﾞﾝｯ｣
うわぁ、カナちゃん顔真っ青。
『どんまい。2人とも』
リクオの肩に哀れみの気持ちを込めてポンッと手を乗せる…が、次の瞬間巻き込まれた。
｢何を言っているんだい？
木崎くんもに決まっているだろう？｣
『は？』
なぜ、俺まで……
｢因みに転校生…いや、ゆらくん。
早速今夜結成式を行おうと思うのだが…
君も参加するかね？
式を行う場所は、奴良君の家にしようと思っているんだ。｣
｢え、ええっ！ぼ、僕の家！？｣
クククッ、めっちゃ焦ってる。
｢随分と趣のある家と聞いているのでねぇ…
噂じゃあ、ご近所で妖怪屋敷と呼ばれてるそうじゃないか。｣
ご近所さんすげぇ、当たってるwww
｢妖怪屋敷…？｣
あ、ゆらが食いついた。
リクオファイトー(o尸'▽')o尸゛
｢いやいや、そんな噂聞いたことないし！｣
｢いぃや、僕の情報に偽りはない！｣
島は｢ないデース｣とか言ってるし、
ゆらはなんかブツブツ言ってるし、
ま、結局奴良のうちでやるのか。
｢私もお邪魔しよっかなぁ。｣
｢えええっ！？｣
リクオ、止めようとしたのにカナちゃんの言葉に遮られてるwww
さて、じゃあ俺も手助けを…
『俺もリクオの家なら行こうかな。
前にちらっと見たけど、ほんとに妖怪屋敷みたいで楽しそうだし♪』
｢ええ！？Aまで！｣
wwwwww
どうせ、僕の正体知ってるのになんで！？
とか思ってんだろうなwww
いやぁ、楽しいねぇ。俺の発言でゆらは完全に興味持っただろうし。(￣▽￣)
｢ほんなら、是非、私も行かせてもらいます。｣
ほらね。
………あ、廊下に不審な生徒が二人いるww
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作者名：椿餓狼 | 作成日時：2017年7月22日 1時
