転生しちゃった ページ31
その言葉から滲み出る凄みを感じ、皆絶句する。
この先生、とんでもなく強いというのを実感したからだ。
私も皆と同じように冷や汗を浮かべてすぐに動けるように臨戦体勢に入った。
「でもこれで俺を殺るつもりで来る気になったようだな
やっとお前らのこと好きになれそうだ…じゃ始めるぞ!
よーい···スタート!!」
先生の始めの合図に散り散りに飛び上がる。
私は手頃な木の上に隠れた。
そして木の上から見えた光景に私はずり落ちそうになった。
「いざ 尋常に勝負、勝〜〜〜負!!」
何とナルトはただ一人、先程私達がいた場所に仁王立ちで残っているのだ。
「お前、ちとずれてるね」
「ずれてるのは先生の髪型だってばよ!」
そう会話した後に何処からともなく本を取り出した先生。
どうやら私達の相手は本を読みながらでも余裕綽々だということらしい。
その姿に少し腹がたったが、これは明らかな挑発だな、と気持ちを切り替える。
しかし、ナルトは上手く気持ちを切り替えられていないようで、これまた猪突猛進と突っ込んでいく。
「忍者が何べんも後ろ取られるな、バカ
木の葉隠れ秘伝、体術奥義···!」
先生の結んだ印が火遁の印であったため、ナルトに危険を知らせなくては!と喉にチャクラを込める。
早く早く!と何とか間に合わせようとチャクラを込めている間に先生の印を結んだままの手がナルトに届き···
「千年殺しぃぃぃいいいいい!!!」
そう言うと同時に
(あー···成る程)
そういう人なのね、先生。
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ナルトと先生のやり取りを見て思ったことがある。
それは、
(これ、どー考えても一人じゃ先生にかないっこ無くない!?)
絶対に無理だ。
こんな少し前世の知識があって回りよりもちょっと経験積んでるだけの人間に太刀打ちできる相手じゃない。
(こうなったら···)
取り敢えず、一緒に鈴取らないか、とメンバーに声を掛けるしか無いっぽいな···。
私はそう簡単に人と協力すると頷いてくれなそうなメンバーを思い浮かべながらため息をついた。
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どんてん(プロフ) - Kさんさん» ありがとうございます!!!絵のことも褒めて頂けてもう有頂天です!!私の最推しは我愛羅です!カカシ先生も大大大好きです!ミナトさんもやっとこの前アニメで登場されまして···!もう素敵過ぎて鼻血ブー!状態でした! (8月21日 22時) (レス) id: 65557726b3 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - そういえばどんてんさんは誰推しですか?自分は、カカシ先生とミナトさんです♪ (8月21日 22時) (レス) id: 00641871ce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - またまた更新されてた!!イラスト上手すぎやないか.....文才も画力もあるって...分けてください!いやぁもう尊い、本当に尊い。それしか出ない (8月21日 22時) (レス) @page42 id: 00641871ce (このIDを非表示/違反報告)
どんてん(プロフ) - Kさんさん» いつも暖かい感想、本当にありがとうございます!!!こうやって応援して頂けることが何よりも更新の励みになります! (8月16日 20時) (レス) id: 65557726b3 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - 最近、スマホをなくしてしまっていてやっと今日発見しました!久々に開いてみたら、更新めっちゃされててもう音速で全部見ました!!カカシ先生ぇ最高っっだぁ!!更新有難うございます!応援しております! (8月16日 19時) (レス) @page32 id: 00641871ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どんてん | 作成日時:2023年8月1日 18時