転生しちゃった〜アカデミー〜 ページ1
『え···!?』
突然アカデミーの席に座っていたところで強く引っ張られる感覚に驚いて声を上げた。
「このウスラトンカチ!!!今の今までどこほっつき歩いてやがった···!!!」
そして降ってくる怒号に呆然としながらその声の方を見た。
(あれ···?)
どこかで見たことのある、とんでもない二枚目顔な少年。
あー···出てこない···と頭を抱えている間にガッ!と強い力で肩を捕まれた。
「おい、何か言ったらどうなんだ···!ウスラトンカチ!!!」
そしてその少年はものすごい勢いで顔を近づけて来て、更には掴んだ肩をガクガクと揺らしてきた。
『ちょ、ちょっと待って!?』
(何でこーなった!?)
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思い出すのは今朝のこと。
今朝はこの前言われた通り、シカマルと共にアカデミーへ来て、新しい仲間だ!とイルカ先生に紹介されて···
シカマルの隣の席に座らせて貰えて···
今の今までいのやチョウジ達と再開を喜んでて(いのには途中から手紙出さなくなったことに関して超起こられた)···
そしたらいきなり腕を引っ張り上げられて強制的に立たされて、
冒頭に戻る。
私と少年はお互い無言のままじっ···と見つめ会った。
その間、シカマルはめんどくさそうに立ち上がると少年に掴まれてる方と反対側の腕をさりげに掴んで私と少年を取り敢えず離そうとしてくれた。
しかし、少年はいち早くそれを阻止しようと私の腕を強く自身の方へと引っ張る。
それを見てシカマルはめんどくせぇ、と顔に表しながら口を開いた。
「おいおいサスケ···こいつはこのアカデミーに来たばっかりのやつだぜ。
いきなり乱暴はよくねーんじゃねーのか?
それに、いつも女には興味ねぇお前がそんなにいきり立ってるたぁ珍しいじゃねーか」
と、シカマルが言葉を続ける。
ふと途中で聞こえた単語にピクリと反応する。
「そりゃあお前の方だろ、シカマル。
万年めんどくさがりの男がたかだかこんなやつに対して重い腰を上げるとはな」
何だか言い合いになりそうな雰囲気を察知したため、口を開いた。
『サスケェ!!!』
そう大きな声を上げるとサスケは一瞬肩を揺らした。
『久し振り!』
私はそう言ってニカッと笑った。
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どんてん(プロフ) - Kさんさん» ありがとうございます!!!絵のことも褒めて頂けてもう有頂天です!!私の最推しは我愛羅です!カカシ先生も大大大好きです!ミナトさんもやっとこの前アニメで登場されまして···!もう素敵過ぎて鼻血ブー!状態でした! (8月21日 22時) (レス) id: 65557726b3 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - そういえばどんてんさんは誰推しですか?自分は、カカシ先生とミナトさんです♪ (8月21日 22時) (レス) id: 00641871ce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - またまた更新されてた!!イラスト上手すぎやないか.....文才も画力もあるって...分けてください!いやぁもう尊い、本当に尊い。それしか出ない (8月21日 22時) (レス) @page42 id: 00641871ce (このIDを非表示/違反報告)
どんてん(プロフ) - Kさんさん» いつも暖かい感想、本当にありがとうございます!!!こうやって応援して頂けることが何よりも更新の励みになります! (8月16日 20時) (レス) id: 65557726b3 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - 最近、スマホをなくしてしまっていてやっと今日発見しました!久々に開いてみたら、更新めっちゃされててもう音速で全部見ました!!カカシ先生ぇ最高っっだぁ!!更新有難うございます!応援しております! (8月16日 19時) (レス) @page32 id: 00641871ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どんてん | 作成日時:2023年8月1日 18時