転生しちゃった ページ5
「あー···まじか」
目の前の人物がストン、と腰をおろし、私と同じ目線になった。
そして何か戸惑いながらも口を開いたようだった。
「ねえお嬢ちゃん「A！！」」
突然、この人物の言葉をさえぎるように自分の名前を呼ばれ反射的に声がした方へと視線を投げる。
するとそこにはいつもの気だるげな顔ではなく鬼のような形相をしたシカマルがいた。
『シカマル！！』
何だかいつもと印象が違ったため、少し驚きながらも名前を呼ぶ。
すると、シカマルは何も言わずに私と先ほどまで私の目線に合わせるようにしゃがんでいた人物の間に入ると相手を鋭い目で睨み付けた。
「こいつに何か用っすか？」
いつもと真逆の雰囲気のシカマルに驚いていると、睨まれた相手は参ったなぁ、と頭をかいて立ち上がった。
「いやースマンスマン、ちょっと知り合いにそっくりだったもんで」
「···」
「そんな怖い顔しないでよ、勘違いしないでね。俺そーいう趣味無いから」
ほんとにごめんね、と言葉を残してその人物は消えてしまった。
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どんてん(プロフ) - 黒川かぐやさん» ありがとうございます！！そのように言って頂けて本当に嬉しいです！！ (8月29日 18時) (
レス) id: 65557726b3 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - 転トラじゃなくてめっちゃ嬉しいです!!!この作品自体も大好きです!!! (8月29日 16時) (レス) @page1 id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どんてん | 作成日時：2023年7月8日 17時
