第２５話 ページ34
それは体育の時間でバスケをしていた時だった。
リバウンドを取ろうとしてジャンプしたが、ボールが取れなかった。
そのまま私の体がぐらりと傾き世界が歪んだ。
倒れはしなかったが着地に失敗した。
そして私は足を痛めてしまった。
in 生徒会室
まさ｢あなたちゃーん！この資料をちょっと取りに行ってもらえるかな？｣
｢あ…この資料だね。分かったよ｣
まさ｢ごめんね｣
｢ううん気にしないで！｣
ガラガラガラ
ピシャッ
さーって…今からが問題だな。
にしても足がすっごく痛いな…。
ちょっと足を見たけど赤くなって腫れてるなぁ…。
折れちゃったかなぁ…あ…折れたら歩けないかw
にしても足が痛いな…(２度目)
芝健｢あれ？あなた…どうした？｣
｢え？あ…まさと君に資料を取りに行ってもらえるかって言われて取りに行ってるの。所謂パシリ｣
芝健｢いや…そうじゃなくて。足を見ながら凄く痛がってたからさ…｣
｢足？…何の事？w｣
芝健｢ごめん…華恋ちゃんから聞いたんだ。あなたは言うなって言ってたっぽいけど｣
｢え…｣
芝健｢体育で足を痛めたんでしょ？そんな無理しないでよ｣
｢…ごめん｣
芝健｢取り敢えず*sile達に言って整形外科に行くぞ｣
｢でも…｣
芝健｢でもじゃない。あなたの体が関わってんだよ？少しは自分の体を気遣ってよ…｣
｢…分かった｣
芝健｢うん…良い子｣
そして私と健君は生徒会室に戻った。
本当の事を話したら*sile君からこっぴどく叱られてしまった。
でも少しは愛があった。
その後私と健君は整形外科に行った。
診察してもらったらヒビが入っていた。
足を固定してもらって包帯を巻き、松葉杖を付きながら帰った。
｢ごめんね健君｣
芝健｢ん？何が？｣
｢付き合ってもらった上に診察料も払ってくれて｣
芝健｢気にすんなよ。まずあなたお金もって無かったし…つーか彼氏だからそれくらいの事はさせてよ｣
｢でも…｣
芝健｢でもじゃない。だったら俺ら何のために付き合ってんの？｣
｢それは…｣
芝健｢もう…一人で抱え込まずに少しは俺に頼ってよ｣
｢…分かった。ありがとう健君｣
芝健｢うん。良い子｣
｢つか何でさっきから良い子良い子って言うの？｣
芝健｢え？可愛いから(真顔｣
｢ごめん。理由になってない｣
芝健｢あなたは可愛いよ。俺には勿体ないくらいね｣
｢それを言うなら健君もね｣
芝健｢ふふ…ありがとう｣
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アイス - 体育祭頑張ってください！しずくさんの小説を見れないのは悲しいですが・・・再開するまで待ってます！！！ (2019年9月11日 22時) (
レス) id: 2a447cd001 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - リクエストや質問等御座いましたらお書きください！ (2019年9月4日 0時) (レス) id: acdf10f04b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しずく | 作成日時：2019年9月4日 0時
