勿忘草をキミに。[SnowMan]

キミは強いね。 ページ25

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桜辺「でも、いつまでもこのままじゃあかん。デビューっていう1つの夢が叶うのに、ジャニーズである自分を支えてくれた彼にお礼を言わないなんて、って思った。
それでも、1人じゃ怖いなって思ってたんやけど、辰哉くんがついてきてくれたんよね。」

深澤「俺も挨拶したかったしね。」

桜辺「彼の家族にもちゃんと会いに行って、たくさん話をしてきた。
応援してくれてること、本当の娘だと思ってくれてること、私のせいじゃないんだよってこと、ずっとずっと大好きだよってこと。いろんなことを伝えてくれた。

ちゃんとお墓参りにも行って、たくさんありがとうって言ってきた。

ちゃんと自分のなかで解決した。
ずっと隠して心配かけてごめんっ、」


向井「………頭、あげてぇや。」

桜辺「こうちゃん…？」

向井「Aが関西でるまでのちょっとしか支えてやれんかった。
もう解決したもんやと思ってたけど、"報われる恋の歌がかけない"なんて言ってるの聞いたら、普通は気づくやんな。ごめん、気づいてやれんくて、」

岩本「……康二もAも、誰も悪くないじゃん。」

阿部「そうだよ。なかなか言えないことだってあるだろうし。」

渡辺「話してくれてありがとうな。」

宮舘「よく頑張ったね。」

佐久間「Aえらいじゃん！！」


桜辺「東京にきてからは辰哉くんに支えてもらってたけど、あの日ショックで死にそうやった私を救ってくれたのはこうちゃんなんやで？ありがとうね。」


俺がそばにいたかっただけやもん。
でも、力になれてたんやな。


……あらあら、めめとラウルが号泣してるわ。


向井「めめとラウルのこと抱きしめてやり、(笑)」

桜辺「あわわごめんね暗い話して！！
泣かんといて〜〜ごめんって〜〜！！！」

岩本「目黒めっちゃ泣いてんじゃん！(笑)」

目黒「だっで(泣)だっでぇ(泣)」

桜辺「蓮くんありがとうな？蓮くんのおかげで話すきっかけができたよ」

ラウ「俺がAちゃんのこと守るからねぇ(泣)」

桜辺「んふふ、ありがと！！」



実家と呼べる家はないけど、本当の家みたいに思ってる家はあること。

振り入れの日は命日で、自分で書いた曲で彼を思い出して泣いてしまったこと。

ただの帰省じゃなく、解決するために、大切な人に会いに行くために京都に出向いたことを話してくれた。



渡辺「ふっかおまえなかなかかっこいいことしてんね(笑)」

深澤「Aのためだからね」



これで一件落着、かなぁ？んふふ。

＊ある雑誌にて→←キミのことなら、なんだって。

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