平成のホームズ、文豪たちの世界へ【名探偵コナン】【文豪ストレイドッグス】

34話　敦「前職か・・・・・・」　コナン「うーん・・・・・・」 ページ47

敦さんたちにさっきあった出来事を話し、今は談笑中。
皆、最初はびっくりしていたけど、
「僕にもできることがあったら云ってね？」とか、
「早く元の場所に帰れるといいね」とか、いろいろ気にかけてくれた。


いい人達だな・・・・・・。


・・・・・・っていうかまたあの二人は何してるんだよ・・・・・・。
さっき社の看板を汚すなって云ってたのは国木田さんだろ・・・・・・。



云ったそばから社の看板を汚している二人の先輩探偵社員を横目に見た。


敦「そういえば、お二人は探偵社に入る前はなにをしてたんですか？」


その問いに敦の方に振り返る国木田さんと太宰さん。
確かに気になるな。


敦「あ・・・・・・特に意味は無いんですけど・・・・・・」


太宰「当ててごらん」


敦「え？」


太宰「なにね、定番のゲエムなのだよ。新入りは、先輩の前の職業を当てるのさ。
ま、探偵修行の一環でもある」


へ〜。面白そう。


敦・コナン「ん〜」


多分谷崎さんとナオミさんは学生だろうな。
ナオミさんはセーラー服着てるし。見たまんまだろう。


敦「・・・・・・谷崎さんとナオミさんは・・・・・・学生さん？」


どうやら敦さんも同じことを考えていたようだな。


コナン「僕もそう思う！」


谷崎「お、当たった。凄い」


ナオミ「どうしてお分かりに？」


敦「ナオミさんはバイトだって聞いてたし」


コナン「それにセーラー服着てるから、現役の学生さんかなって！」


敦「谷崎さんの方は・・・・・・歳が近そうだし、勘です」


谷崎さんは、顔立ちとか、他にもなんとなくそうかなって思う理由はあるが、
敦さんに便乗しとくか。


コナン「僕も、ナオミお姉ちゃんと谷崎さんはそんなに歳が離れてなさそうって思ったから、
そうかなって！」


太宰「二人とも正直でよろしい。じゃあ、国木田君は？」


突然振られたからか、国木田さんは珈琲を吹き出した。
え、汚い。←

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