平成のホームズ、文豪たちの世界へ【名探偵コナン】【文豪ストレイドッグス】

31話　コナン「終わった・・・・・・」 ページ41

しーーーん・・・・・・


やべぇ・・・・・・
初対面の人にいきなりおっちゃんとか・・・・・・！！


コナン「ご、ごめんなさい！
僕の知り合いのおじさんと声が似てたから・・・・・・」


俺は頭を下げて社長さんに謝った。


社長「そうか。」


え、それだけ・・・・・・？
少し驚いた。


社長「・・・・・・そこの太宰めが”有能なる若者がいる ”と云うゆえ、
その魂の真贋、試させてもらった」


社長さんは何事もなかったかのように話を続けた。
敦さんはまだ驚いたままだ。


太宰「いやね？君を社員に推薦したのだけれど、
如何せん、君は区の災害指定猛獣だ。
保護すべきか否か、社内で揉めてね」


社長「だが、太宰が云ったのだ」


太宰さんは敦さんを探偵社員に推すのは、
敦さんが異能力を持っているからという理由だけではなかった。
敦さんは探偵社員にむいている。
それは俺も思った。


敦さんは優しい。
それに、いざという時に誰かの為に行動できる。
こんな人はそうそういないだろう。


国木田「それで社長、どのようなご判断を？」


皆が固唾をのんで社長を見つめる。


社長「・・・太宰に一任する」


太宰「お任せください」


どうやら敦さんは合格したらしい。


敦「ちょ、ちょっと待ってください太宰さん！
それじゃ、僕に紹介する仕事って・・・・・・」


太宰「合格だそうだよ。
武装探偵社へようこそ、中島敦君」


ナオミ「おめでとうございまーす！」


谷崎「お役にたてて良かったです」


敦さんは相変わらず無理無理と云っているが、
働きたいならここしかないと思う・・・・・・。


社長「コナン」


コナン「え、あ、はい！」


社長さんに呼ばれ、とっさに返事をした。


社長「後で社長室に来なさい。話がある」


太宰「その話に私も付き添っても？」


社長「ああ。元よりその心算だ」


・・・・・・俺の意思は？
っていうかこれおわた・・・・・・。

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