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「今日も、まあ、そんな感じで、会いに来てみたら、、、
俺よりAちゃんのことを良く知ってて、仲良さそうな修平さんが居て。
、、、途中から勝手にイラついてた。」
「それは、、」
「ご飯までご馳走になっておきながら、何言ってんだって感じだよね。
半年前に知り合ったばっかの俺より、付き合いの長い修平さんの方が
Aちゃんのこと知ってるのなんて当然なのにさ。」
自嘲気味に笑う斎藤さんに、私は首を横に振ることしかできない。
「けど、こんな風に理不尽にイライラしちゃうくらいに、、
俺にとってAちゃんは、ただのビール仲間じゃなくなっちゃったみたい。」
「え、、、？」
「、、、もっと、近くに来て欲しいなって思ってる。
あ、物理的な距離のコトじゃなくて。」
「私も、、。」
「うん？」
「私も、斎藤さんとたまに会ってビールを飲むのが楽しくて、、、
ずっとビール仲間で居られたらと思ってました。
、、だけど、なれるんだったら、あなたの特別になりたいです。」
ずっと抱えていた想いが言葉になって出ていく。
斎藤さんと会う時はいつだって楽しかったけど、
心の端っこには、いつまでこの関係を続けられるんだろうって不安がずっとあった。
特別になりたいって思ってた。
会いたい時に、会いたいって言うことが許される間柄になりたいって。
声を聴きたい、ただそれだけの理由で電話をしても良い間柄になりたいって。
「うん。なってよ、特別に。」
「はい。、、、斎藤さんも。なってください。」
「うん。」
私の願いをあっさりと受け入れて、斎藤さんが微笑む。
私の大好きな、くしゃりとした笑顔で。
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星宵(プロフ) - さばさん» はじめまして。嬉しい言葉をありがとうございます。決めていた所まで書くことができたので、ここからは少しゆっくりペースで、お付き合いが始まってからのあれこれを書きたいと思います。引き続きよろしくお願いします。 (2020年7月26日 7時) (
レス) id: 5c7677ac35 (このIDを非表示/違反報告)
さば(プロフ) - はじめまして！いつも更新楽しみにしており、完結してしまうのは少し寂しいです、、、短編のお話楽しみにしてます！！ (2020年7月25日 18時) (レス) id: 640aa79d81 (このIDを非表示/違反報告)
星宵(プロフ) - みもりさん» ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。そろそろ終盤なので、このままの勢いで進めて行きたいと思います。 (2020年7月16日 9時) (レス) id: 9647d822be (このIDを非表示/違反報告)
みもり - 更新ありがとうございます！！！今回も面白かったです！！！ (2020年7月15日 21時) (レス) id: 1232f9590f (このIDを非表示/違反報告)
星宵(プロフ) - みちさん» はじめまして。更新が滞り返信も遅くなってしまい、失礼しました。良かったらまた読んでやってください。 (2020年7月6日 23時) (レス) id: 5c7677ac35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星宵 | 作成日時：2019年6月11日 22時
