so so so so so so special (ページ14)

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13. ページ14

Blue side

『でっか、、』

なにこの家？

シンデレラじゃん。シンデレラが住む家じゃん。

流石に外までお姫様抱っこは恥ずかしすぎるので、おんぶに切り替えてもらい、俺は京本大我の家の前まで来た。

「樹。動くよ。」

その言葉で俺は大我の背中にしがみつく。

大我からは相変わらずユリの香りがした。

「こっち。」

シンデレラ城に入ってからも広い。

いつ部屋に辿り着くのだろうか。

そして、大我の部屋はもう、言わずもがな広かった。

白のソファベットに下される。

まるで"恋人"みたいに優しく扱われることが少しむず痒い。

「喉渇いた？水いる？」

『ううん、大丈夫』

「……俺はね、渇いた」

は？と思い、顔をあげると、
キスをするくらいの距離に綺麗な顔があった。

『……今さっき飲んだじゃん。』

「そうだっけ？」

『そうだよ』

子供が大好物を与えられた時のように、

顔を歪ませ笑い、

彼は言う。

「樹のは、他の奴らより美味いからすぐに喉が渇く。」

そう言うと、もうこれ以上言わせないかのように、

彼の唇が俺の口を塞いだ。

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いや、飲み過ぎじゃない？
青くん貧血で倒れちゃうよ？

そしてそして、次回は桃さんの幼少期のお話です。

2020.12.03
Happy Birthday !!!!!!

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