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Story 284 ページ15

あたしがそう呟くと、コナン君とジョディ先生が駆け付けた。


「新……コナン君!何でジョディ先生も来てるの?」

「ちょっと先生に話があってさ!それより、この人……」

「2人も知ってるの?」


あたしはコナン君に訊いた。


「さっき先生にぶつかった人だよ!」

「そうなの……。ねぇ、それよりコレ……」


あたしは遺留品を崩さないように黒い五円玉を指差した。


「マジックで黒く塗られた五円玉……。黒兵衛か!」

「……やっぱりそう思う?」


2人でそう話していると、ジョディ先生がきょとんとしてあたし達に問うた。


「黒兵衛?」

「スリの(あざな)です。スった相手の懐に黒い五円玉を3枚忍ばせることからそう呼ばれてるんだそうですよ」

「何でそんなことを?」

「さぁ……。噂だと語呂合わせで五黒三(ごくろーさん)ってことで、自分にスられるために稼いでくれてご苦労さんって意味らしいですけど、ハッキリしたことは……」


そう話していると、阿笠博士がお巡りさんを連れて来てくれた。


「お巡りさんこっちじゃこっち!」


お巡りさんがあたし達を見て「ん?何だ君達は!」と声をあげる。

「遺体から離れなさい!」と言うお巡りさんに、ジョディ先生は自分がFBIだと明かした。


「直ちにこの神社の出入り口を封鎖!刑事を呼んで来なさい!」

「は、はい!」


お巡りさんが慌てて走って行く。わぁFBI権力さすが←


「じゃあまさか犯人はその黒兵衛?」


ジョディ先生があたしとコナン君、どちらともなく問いかけた。

あたしが「いや……」と答える。


「見て下さい。この人が懐に入れてた小銭入れに黒い五円玉がいっぱい入ってますよね?……ってことは多分、この人が黒兵衛本人です!」


コナン君がお札入れを探り出した。


「それに札入れに入った輪ゴムで留められたこの札の束。中身はGPS発信器だよ」


携帯を使えば5mの誤差で位置が分かる優れものだ。


「……てことは……」

「恐らく黒兵衛にスられた被害者が……殺人犯だよ!」

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おーにし(プロフ) - かすみさん» ありがとうございます!キュラソー書けるか心配ですが、頑張ります!! (2017年8月11日 10時) (レス) id: 0c53be3934 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - 更新お疲れ様でした!キュラソー楽しみです!頑張ってください! (2017年8月11日 5時) (レス) id: 70d4c7b9bf (このIDを非表示/違反報告)
おーにし(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます!夏休みだからこその大量更新です笑 続けられるように頑張ります! (2017年8月8日 23時) (レス) id: 0c53be3934 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 大量更新お疲れ様です僕も頑張らないと!お互いに頑張りましょうね☆ (2017年8月8日 23時) (レス) id: 068774ffb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おーにし | 作成日時:2017年8月6日 23時

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