Story 26 ページ28
「もう……しょうがないなぁ」
Aは伊達から順に別れのハグをし始めた。終いには頬にキスまで。
「ふふ、アメリカ式の挨拶みたいよ?有希子さんが帰国するといつもしてくるの」
呆気にとられている5人を見て、Aはいたずらっぽく笑う。
次に緑川。
ハグをしてから、少し背伸びをしてキス。
萩原。
萩原の場合は、Aも危険を感じ取ったのかハグとキスがやけに早く終わった。
松田。
天パの黒髪をわしゃわしゃしてからハグをしてからほっぺにキス。萩原が「俺と扱いが違う!」と大騒ぎしていたのは言うまでもない。
最後に降谷が残った。
降谷は帽子を目深にかぶり、サングラスもしているから怪しさ満点だ。
何せ今はもう組織の幹部・バーボンとして裏で活躍しているはず。
そして公安警察の若きエースとしても。
だがAは彼の本職を知っているためか、何の躊躇いもなく少し背伸びをして彼に抱きついた。
そして頬にキス。
降谷が顔を赤くしている内に、Aは空港のゲートをくぐる。
「じゃあ、またね!」
Aはとびきり明るい笑顔で手を振った。
(行ってきます)
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おーにし(プロフ) - 零大好き(*´ー`*)さん» ありがとうございます!降谷さんをカッコよく書けるよう精進してまいります(^^) (2018年4月21日 19時) (レス) id: 1c4bcc000c (このIDを非表示/違反報告)
零大好き(*´ー`*) - めっちゃ面白いです。降谷零が好きなのでいいですね! (2018年4月20日 21時) (レス) id: 99bad809e9 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - おーにしさん» いえいえ、こちらこそすいません。m(_ _)m (2017年10月5日 8時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
おーにし(プロフ) - 零音さん» そうなんですよ。ご心配おかけしてすいませんでした (2017年10月5日 6時) (レス) id: 0c53be3934 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - おーにしさん» はい、そうです。結構似ていたので、偶然似てしまっていたんですね。 (2017年10月5日 1時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おーにし x他1人 | 作成日時:2017年5月14日 0時