Story 39 ページ41
あたしは蘭達とはぐれ、1人NYのネオン街を歩いていた。
すると──
「Hi!A!」
妙にテンションの高い外人さんに会った。
「ジョディさん……。何か用ですか?」
「それはこっちのセリフよ。あなたが廃ビルの所にいたって
「ごめんなさい道案内してください」
あたしはいつものキャラをかなぐり捨てて土下座した。
道を教えてくれるのはありがたい。
「……分かったわ。ホラ、乗って」
ジョディさんはベンツの助手席を指差した。
ジョディさんの車ではない。ということはジェイムズさんのか。
あたしは車に乗り込む。
それから他愛もない話をしている内にあたしのマンションに着いていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「蘭、具合どう?」
「もうすっかり元気よ!熱も下がったし!」
「そう、ならいいけど」
翌日。あたし達4人は公園で遊んでいた。
有希子さんがあたし達をチラチラと見ながら誰かと電話している。
…朝のニュースで知ったけど、あの通り魔は結局自 殺したらしい。
彼はベルモットに変装されてたから、死んだのは多分本物の通り魔だろう。
「……ねぇ、本当に昨日の色々覚えてないの?」
「うーん……。うん、覚えてない」
「そっか……」
「何か大切なことでもあったの?」
「ううん、何でもない」
あたしは笑って誤魔化した。無理に思い出さなくてもいいとあたしは思っているから。
「……有希子さん」
「なぁにAちゃん?」
あたしは新一と蘭のそばを離れ、有希子さんに声をかけた。
有希子さんは電話を終えたらしく、携帯を鞄にしまっている。
「……実は──」
933人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おーにし(プロフ) - 零大好き(*´ー`*)さん» ありがとうございます!降谷さんをカッコよく書けるよう精進してまいります(^^) (2018年4月21日 19時) (レス) id: 1c4bcc000c (このIDを非表示/違反報告)
零大好き(*´ー`*) - めっちゃ面白いです。降谷零が好きなのでいいですね! (2018年4月20日 21時) (レス) id: 99bad809e9 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - おーにしさん» いえいえ、こちらこそすいません。m(_ _)m (2017年10月5日 8時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
おーにし(プロフ) - 零音さん» そうなんですよ。ご心配おかけしてすいませんでした (2017年10月5日 6時) (レス) id: 0c53be3934 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - おーにしさん» はい、そうです。結構似ていたので、偶然似てしまっていたんですね。 (2017年10月5日 1時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おーにし x他1人 | 作成日時:2017年5月14日 0時