年上彼女とみつはしくん (ページ2)

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クリスマスデート後半ページ2

三橋くんはごそごそと小さめの紙袋を取り出した。

「じゃあこれは、俺から。あ、その～、なんだ…何あげたらいいかわからんかったから、駅前のデパートで適当に見繕ってもらったってか…お前ここの化粧品使ってただろ？期間限定だからって、店員が…」

すごい！私が好きなブランドの化粧品だ！ちゃんと見てたんだね。
崩すのももったいないくらいのラブリーなラッピングボックスを開けると、限定のパウダーとマニキュアが入っていた。

めちゃくちゃ嬉しい！すぐに使うよ。ありがとう三橋くん。

「…え…すぐ使う？ホント？…ま、いいんじゃねぇの？」

三橋くんは恥ずかしそうに視線をそらす。
もー、こっちみてよ…

なんか、チラチラと視線を送ってくる。なんだろな。

「なんか、おまぇさ…いつもより…さ、目とかキラ
キラさせちゃって…唇もなんか…その、カワイイじゃん…」

そう言って、私の顎を指ですくってくる。

え、どうしよ。なんかいつもより、積極的だな…このままキスされちゃうかな？

されたのは、ちゅっと可愛いキス。

でもすぐに、舌を差し出され、さっきまで飲んでた白ワインの味の、甘ったるいキスに変わった。

「もうちょい、ここにいてもいーか」
いいよ、三橋くん。

明日、ちゃんと起きれるかなぁ。

特にサプライズも何もないフツーのクリスマスデートでした。