猪達の恋模様4

159話 ページ38

あはは…大丈夫だぞ〜と言ってくれる炭治郎もAの背中に手を回し、ポンポン…と落ち着かせてくれる



A「(炭治郎優しい…落ち着く)」



そのままぼーっと抱き付いていた



伊之助「おらぁーーー！！！！でこ太郎離れろ！！！」
炭治郎「ぬわぁーー！！伊之助まて！」



そのままズドンっ！と炭治郎の腰に頭突きをする伊之助



善逸「てめー！！炭治郎！！何抜け駆けしてんだよ！」
炭治郎「抜け駆けとかじゃないって！」
伊之助「フンッフンッ！」



そのままグリグリと炭治郎に頭を押し付ける伊之助



炭治郎「痛いぞ伊之助っ」
善逸「今回はお前がわるいね、炭治郎！Aちゃんに抱き付くなんて！！」



ガバッとどさくさに紛れてAを抱き締める善逸



A「ぉ？」



抱きつかれても大人しくするA

あまり今の状況が理解できていない



伊之助「お前もだ！！！」



伊之助は炭治郎から善逸に方向転換して、顔に頭突きした



善逸「いってぇぇええ！！！ばか！！お前顔に頭突きするなよ！！」



その反動で離れるAから離れる善逸



伊之助「ふん！！！」
善逸「鼻とか折れたらどーしてくれんだよ！！女顔め！！」
伊之助「はぁ？！！！殺すぞてめぇ！！」



また2人の言い合いが始まりそう



炭治郎「落ち着け2人とも！明日もあるんだ！寝よう！」
善逸「最後は完全に炭治郎が悪いわ！！！」
伊之助「そうだぞ権八郎！！！」



初めて善逸と伊之助が意気投合した時であった



A「んー、おやすみ〜」



正直眠気がきていて3人の会話をあまり聞いていなかったAはそそくさと布団に潜り寝始めた



善逸「はや！おやすみ〜Aちゃーん♪」
炭治郎「あぁ！おやすみ」
伊之助「…ふん！」



その一言を機に3人は解散

それぞれの布団へ入っていった



もちろん伊之助はAの布団に入ってきて抱き付いてきた



伊之助「あいつらに抱き付かれるんじゃねぇ…」
A「ん〜……」



ボソッと言われ

とりあえず返事をして、そのまま眠気に逆らわずに深い眠りに落ちていった…

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