猪達の恋模様4

149話 ページ26

無言で首肩を嗅がれる


さらに甘噛みまでされる


伊之助「…」



だんだん伊之助の行動が大胆になってきて焦るA


A「伊之助？」
伊之助「…んー」


伊之助は言葉にすることなく、首や耳を甘噛みしながらAをきつく抱き締める


A「んぅ…」


くすぐったくて顔を反らすが追いかけられて耳を咥えられる


A「どうしたの？」
伊之助「良い匂い…」


それだけ言うと反対側の首や耳、肩まで口付けをおとし、甘噛みを続ける


A「…あっ…伊之助…」
伊之助「…」


Aの声が漏れるたびに伊之助の行動は大胆になっていき息までだんだん荒くなっていっている


髪を拭かれていた為、後ろから抱き締められていたが、そのまま乗り上げてきて押し倒される


A「んっ、…伊之助まって」
伊之助「嫌だ」


うつ伏せの状態で倒されてそのまま馬乗りになる伊之助


後ろから首に顔を埋められる


伊之助「…どうしたらいいかわかんねぇ」


伊之助は完全に雄の目になっていた

息も荒くこの気持ちをどう発散していいか分からなくなっている様だ


A「落ち着いて伊之助、大丈夫？」
伊之助「大丈夫じゃねぇ」


フーッフーッと息を荒くしている伊之助がうつ伏せのままAの体に腕をまわし強く抱き締める


なんだか変な気持ちになるのはAも一緒だった

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