猪達の恋模様

6話 ページ7

善逸「やぁあああ！！来ないでくれー！」


善逸を先頭に正一も逃げる
え、どうしてあの人が逃げるのっ？
咄嗟にAも追いかけて走った


A「黄色い貴方まって！戦おう！」
善逸「やめてぇぇ！」


善逸にAの声は聞こえていない


ここは私がなんとかしなきゃ。
Aは一人で戦うことを決め鬼と向き合う


A「うっ、」


向き合った瞬間長い舌を足にからめられ物凄い強さで後ろに飛ばされてしまった


A「くっ、、」


かなり2人との距離が開いてしまった、背中を打ち付けたが素早く体制を立て直し2人と鬼を後ろから追いかける


曲がった、、部屋の中にはいったのか。


善逸「ありえないんですけどぉ！！」


2人と鬼の姿は見えなくなっているが叫び声だけは聞こえているAはその声を頼りに走って向かった


善逸の叫び声急に静まったが、正一の叫び声が聞こえて焦るA


正一「うわぁぁあ善逸さん！起きてよぉ！」


まさかあの人、やられたっ？
Aはその叫び声を聞き急ぐ
2人が入った部屋の前につき二本の小太刀を構えると善逸は立ち上がっていて刀を構えていた


よかった、生きていたんだ。


善逸「雷の呼吸、壱ノ型・霹靂一閃」


物凄い早さで鬼を切る善逸に圧倒されるA
さっきまでとは想像できない。
こんなに戦える人だったの、、
圧倒されるも奥にいる正一に駆け寄る


A「大丈夫？」
？1「へ、、はい。」


善逸「はっ！」


善逸は鬼が倒れているのを確認すると騒ぎだした


善逸「なにこれ！やだぁ！」
A「え？」
善逸「まさか、、」


善逸は正一とAに駆け寄って抱きつき、泣き叫ぶ


善逸「ありがとぉ！！助かったよぉ！この恩は忘れないよぉ！！！」

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