猪達の恋模様

46話 ページ47

…


4人は並んで走る

そんな中伊之助は疑問に思ったことを言う


伊之助「誇り高く…ご武運…どういう意味だっ！！」
A「(私もわからない…)」
善逸「(なにも知らないやつだな)」
炭治郎「そうだな、改めて聞かれると難しいな…」


炭治郎は丁寧に説明してくれるが伊之助は炭治郎を攻めていく


伊之助「なんでなんだよっ！！ババアは立場を理解してねぇだろ！！」
炭治郎「…ふんっ！」


炭治郎は走る速度を速める


善逸「加速したっ」
伊之助「おらぁ、負けねぇぞ！！」


伊之助も前にいた善逸を抜いて炭治郎に追い付こうとする

伊之助の後ろにいたAも自然に走る速度を速めてついていく


善逸「待ってよぉぉ」
A「…」

Aは善逸の横についたところで速さを合わせる


善逸「Aちゃん優しい！！あいつらほっといて一緒にいこ！」

……

日が暮れて、辺りは真っ暗
山の前までついた4人


善逸「待ってくれ！ちょっと待ってくれないか！！」


珍しく真剣に話しかけてくる善逸


炭治郎「善逸、どうしたんだ？」
善逸「怖いんだっ！！目的地が近づいてとても怖い！！」
伊之助「なに座ってんだこいつ…気持ち悪りやつだな…」
善逸「お前に言われたくねぇ猪頭ー！！！！」
A「…私も猪頭…」


Aは自分の事も言われたと、善逸の言っている事を真に受けてシュン…と落ち込む


善逸「ちがーーーう！！！ごめんよAちゃーん…誤解なんだぁ…」
A「…うん、いいよ」
善逸「違うんだよぉ……。」
伊之助「で、なんだよ」
善逸「目の前のあの山から何も感じねぇのかよっ！！」

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