甘い沼【sm】 (ページ5)

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こうして頭を撫でられてるからか、少し眠たくなってくる。安心感なのか疲れなのかは分からないが、すこしうとうとする。

｢目トロンってしとる。かわええ｣

｢なぁ、ちゅーして｣

抵抗する気も起きず、言われたままにキスをすると頭を撫でられる。

そのままベッドの上に押さえつけられて、ちゅ、ちゅ、と何度も角度を変えて触れるだけのキスをされる。

｢口開けて｣

｢従順やなぁ･･･。｣

小さく口を開くとそう呟いてから、舌を挿し込まれる。

｢っんぅ･･･、｣

また、食べられてるみたいなキスをされる。このまま襲われたら、私の体が持つ気がしない。

｢べーして｣

言われるがままに少し舌を出すとちゅ、と舌の先端にキスをしてから甘噛みしたり、軽く吸ったり、口の外でそのまま舌同士を絡めようとしてきたり･･･と好き放題されている。

初めての感覚に怖くなって逃げ出そうとすると、腰の辺りを強く掴まれて、逃げられない。

｢俺から逃げんな｣

耳元で、いつもより低い声でそう言われたことからの恐怖感や、震えから動けなくなる。

半開きになっていた口に舌を挿し込まれる。

苦しさと、快楽と、疲労と、色んな感覚に呑みこまれてしまいそうになりながら、気づけば気を失っていた。