私のセカイ 2 (ページ4)

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shp side

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A、またなんかと話しとったな…
昔から、時々話しとったのは見とったけど、あの人らの前でも出るとは思っとらんかったなぁ…

「…」ﾁﾗｯ

『…』

今、Aは何を考えておるんやろ…。
俺に、そんな力があればなぁ…

…てか、ここまで来てしもたけど、どこ行こ。
やっぱ、自分の部屋がええんか？

「とりあえず聞いてみっか…って、大丈夫か…？」

『…』拳を強く握ってる

…あれは止めな。周りのことが見えとらん。

「A！」「おい、A！」

『…！』ﾋﾞｸｯ

shp「A。一回落ち着け。」
　「…Aの部屋でええか？」

『…うん。』

shp「ん。」手を繋ぐ

『…！』

…大丈夫、一人やない。俺もおるから。
だから、一人で抱え込まんといて。

『…ごめんなさい。』ﾎﾞｿｯ

shp「…そんなん、気にすることないで。」「先輩方が言ってたとおり、急にこんな場所に連れてきてしまった俺らもあかんかった。」

『ちがっ…！そんなこと shp「あるんや。」…そ、そんなこと』

shp「あるんや。」「大体、Aがこんな状況だって言っとんのに急にメンバー全員と触れ合わせるのは、どう考えてもAへの負担がデカすぎるに決まっとったもん。」

俺も、あん時に少しずつにしてほしいって、もっと強く言っといとったら…
でも…でもな、A

　「…でも、それだけあの人達がAのこと気にしとるってことやで。」

『…！』

shp「まっ、焦らずやってこーや。」「ゆっくりでええんやで。」

『…うん。』

せや。ゆっくりでええんや。
少しずつ、距離詰めてけばええんや。
少しずつ。少しずつ。

いつかはきっと、元通りになるから。

shp「ほな、部屋ついたし入ろか。」

『…もう大丈夫。』

shp「…！」「…ほんまか？」

『うん。』
『今日はもうこのまま休ませてもらう。』『でも、もう一人で大丈夫。』

shp「せっ、せやけど…『どうしてもって時は、絶対連絡するから。』…絶対、やで。」

『うん。絶対、ね。』

shp「…ほな、俺はあっち戻ってあの人らに伝えてくるわ。」
　「…無理だけはせんといてな。」

『うん。』『ありがとう、ショッピ君』

shp「ん。」「ほな、おやすみ、A」おでこにキス

『…！』『しょっ、ショッピ君！！！！！』

shp「www」

…ついキスしてしもた
ま、あれは”おまじない”っちゅうことで。

…今のAなら、大丈夫か。

ほな、戻りますか〜