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あれから 無事、蛍光灯を交換した俺だけど、

日が暮れて 帰る高山さんに相当心配された。





高山「ま、暑いからさ、気を付けろよ・・」

だ そうで・・・


ま・・
事情を知らない高山さんからしたら
あったり前か・・









*









*









*








そして、夜になると 昼以上に静かな駅。





フライングした、秋の虫が 所々で ジジジと
鳴いているのが 耳に入る。









そう_______ もう 少ししたら・・

最終列車がやってきて









Aは 絶対に
ここへ 帰って・・くる、だろう・・・









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行きの列車で 去ってゆくAは


とても、とっても 可愛くって。









それは、きっと中島君なら
俺、以上に そう・・思ったはず









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すると、なんだか無性に
そんなAに 独占欲に近い感情を抱くと



昼間の、2人の光景にイライラして

中島君の顔が 脳裏にチラつくのを
俺は 必死に追いやっていた。









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そこにやってきた、最終列車のライトが
目の前のホームを 一気に明るく照らすと・・









停まった列車 から





Aは、ゆっくりと 降りてきた。









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Aは_______ 。









列車が去って行くまで、列車を見つめたまま
じっと、その身体を 動かさなくって



その 凛とした(たたず)まいにさえ
何かが あったのかと・・









.









.









_______ 嫉妬 して、しまってた。









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A「あ。」

「・・・・・。」









A「ただいま。」









.









俺は・・・









ふらりと Aに近づくと

「_______ おかえり・・・」









.









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Aの頭に 両手で優しく触れ、

弾むよう、数回 ゆっくりと撫でて。









そのまま





Aの頬を、俺はその手で 包み込んだ。





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作者名:ゆっこ | 作成日時:2015年5月13日 2時

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