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結ばれた時点で・・
俺たちが選んだのは、
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誰にも知られてはならない、『秘密恋愛。』
それは ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 。
勿論、仲の良い ヒカや山田に でさえも
恋愛中の『れ』の字も
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ふらっと 授業を
そこら辺でサボるように 見せかけて、
幾度となく 駆け足で、教室を抜け出して。
そのまま お互いを確認し合うように
重ねる身体・・・
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『大ちゃんー、最近どこでサボってんのー？』
って 付き合いの悪くなった俺に、
探りを入れてくる女の子もいたけれど、
「内緒。 まぁ、いろいろあんのよ。
俺だって
ひとりで ボーっとしたい時もあんの。」
って適当にはぐらかしておけば、
その場は疑問に思っても、
受験生の俺たちに、長い疑問は不要なんだ。
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そして
なつきは、あれから 俺に包み隠さず、
ストレートに 愛をぶつけてくれる。
今まで、
自分優勢の恋愛しか してこなかった俺は
そんな ストレートすぎる愛情表現に
何だか ちょっぴり調子が狂わされて・・
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なつき「大貴の笑顔が たまらなく好きだよ。」
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なつき「もっと、もっと・・甘えていいよ。」
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なつき「大貴が生まれてきてくれて
出逢えて・・・
ホントに＿＿＿＿＿＿ 本当に良かった。」
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そう 言われる度に
だんだんと・・ この、恋愛に
溺れていってるのが 自分でも解って
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ほんの少し・・ 怖くも あった。
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どんどん 溺れて・・ヌケダセナイ
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もう、前の俺には ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿ 戻れなくなる。
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作者名：ゆっこ
| 作成日時：2015年5月13日 2時
