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先「・・・いつもこんなコトして・・。」




いつも?

「ぁ_______ あの時の・・」








階段の踊り場で、目が合った時を思い出した。








.








「_____ 気に、 してたんだ。」




そんな言葉に 先生は、顔を背けて俯いていく

先「・・・・・・。」








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「抵抗しないんだね・・。」


さっきの言葉への 先生が見せた反応に、
思わず 再びキスを重ねてから、そう尋ねる。



すると、リボン先生は 言った。








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先「_________ 一目惚れ。」


「え?」








先「私の一目惚れだよ、有岡君。」








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俺は、目の前で堂々とそう告げた先生の言葉を
理解するのに 時間を要したけれど

意味が分かった途端

似合わずも
一気に顔が熱くなるのを感じてた・・・









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そして・・その言葉を聞いて



 _______ 感情が一気に奮い立った。








.








きゅうっ と キツく先生を抱きしめると。








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.








「_______ センセイ。 ね、頂戴?」



って そのまま 先生に被さった・・・








.








.








.








「______ 下の名前・・」

先「え?」




「・・なんて いうんだっけ。」








なつき「ふふ。
 あんまり興味がなかったのね。

 __________ なつき」








「ん・・・ なつき・・?」

なつき「ふふ・・」



腕の中のなつきは、嬉しそうに可愛く笑った。







.








.








なつき「私・・ 今まで
 あなたを
  怒らせるようなことばかりして・・」


「・・・なにが?」








なつき「笑顔をね・・見たくなかった。」


「________ ?」








.








なつき「・・あなたの笑顔を見たら、
 好きって気持ちが、
  止まらなくなりそうで・・怖かった・・」








「・・・・・・。」


なつき「だから、わざと・・・」








.








なつき「ホントは・・大好きだった。
  _________ あなたの笑顔が。」








なつき「これからは 隣で
  ずっと、ずっと笑っててほしい。」





って きゅっと か細い腕で抱きつかれる。








.








.








なつきは、俺に一目惚れって言ってたけど。

ほんとは わかってたんだ・・








.








一目惚れしたのは、







________ きっと・・俺の方、だよ。




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作者名:ゆっこ | 作成日時:2015年5月13日 2時

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