46話 ページ46
レグ『まず初めにリングに炎を灯すところから』
貴女『？これのこと？』
グッと力を込めるとリングから青黒い炎が現れる
レグ『!あっそうか炎出せないとここに来れないもんね
じゃあちょっと待ってね』
レグ君はそういうとポケットからある匣を取り出し私に渡した
レグ『これに炎を付けてみて』
言われた通り穴の空いていているところにリングをはめるものの開くことなくシーン…となる
レグ『これは10年後のAさんが君宛に送った匣なんだ
マードレなら開けれると思ったんだけど…』
貴女『なっ、なんかごめんね』
レグ『これと一緒にこんなものも入ってたんだ
マードレ分かる？』
渡されたのは巻物で、開いてみるがそこには文章どころか墨ひとつもついてなく白紙だった
貴女『…なにこれ』
レグ『マードレにもわかんないか…
俺も色々試したんだけど文字とか全然現れなくてさ…
こんな時にマー兄がいてくれたらいいんだけど…』
貴女『そう言えばマーモンさん居なかったですね、であのかえるの帽子してる方は？』
レグ『この時代ではアルコバレーノと呼ばれる者は全員死んだよ
彼はマー兄の代わり、フランって言うんだ』
貴女『あっ…ごめんなさい
へぇ…ヴァリアーに入れるってことは相当強いのね』
レグ『うん強いよ
さて、本当の修行に始めようかマードレの武器は薙刀だったよね？』
貴女『うん』
レグ『俺はナイフだから剣ってことでスク兄に教えて貰ってねー』
レグはそういうとその言葉を待っていたかのように後から『うﾞぉぉぉい!!!!』と声が聞こえ耳を塞ぐ
レグ『スク兄うるさいー
んじゃあとよろしく』
レグはAの肩にポンッと手を置いた後部屋を出ていく
貴女『お、お願いします…？』
スク『俺は教えるのが苦手だ
体で覚えてもらうぞぉ!!!!』
剣をAに向けて言うと開始の合図もなくスクアーロは剣を振った
薙刀と剣が触れ合うと振動でAは全身電撃を喰らったかのような感覚に陥り数歩距離をとる
スク『このくらいで距離置いてちゃ本当の戦闘ではすぐ死ぬぞぉ!!!!』
スクアーロとの訓練はスパルタで、止むことのない攻撃
Aはいつの間にか打撲や切り傷が目立ち始めた
貴女『っ…』
スク『そっちじゃねぇ!!こっちだぁ!!!!』
さっきまで右にいたスクアーロに対して受け身をとったが左側に移動され横腹に蹴りを入れられる
レグ『あれは…スパルタってか鬼だな
マードレサンドバッグ状態じゃん…』
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希月 - 広いじゃなくて拾いじゃないですか？凄く面白いです!!!次も楽しみに待たせていただきます！無理のない範囲で頑張ってください! (2018年7月16日 17時) (
レス) id: 415c3a4b94 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 21話、後者ではなくて校舎では？ (2018年6月30日 9時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 子どもは女の子が良いな〜……んでもってレグちゃんと……ｸﾞﾍﾍ← レヴィはレビィじゃなく“ヴィ”ですよ〜 (2018年6月30日 9時) (レス) id: 556565f04c (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - はじめまして♪どっちの話も好きだったので何かとても読んでて嬉しいです(＞＜)！！無理なさらず更新頑張ってください！ (2018年6月23日 15時) (レス) id: f2af2fa67c (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - この作品とても面白くて好きです！更新頑張ってください！ (2018年6月21日 23時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年6月11日 1時
