4話 ページ4
勝負は数分でついた
同田貫「おら、まだやるか？」
雲雀「っ……」
地面に倒れ顔だけあげる雲雀さんに対して堂々とした立ち方で雲雀さんを見下ろす同田貫
同田貫「あっ、内番あったんだ
じゃ、俺帰るわ」
と同田貫は言うと桜が吹き晴れる頃には消えてしまった
貴女「…雲雀さん、日陰に」
雲雀「っ……応接室で休むよ」
よろよろと立ち上がる雲雀さん
けれどとてもキツそうなので腕を肩に回して応接室を目指した
廊下に出ると3時間目終了のチャイムがなり数人が廊下に出たが私たちを見て悲鳴をこぼした
「おい…あの雲雀さんがボロボロだぞ……」
「高嶺の花無傷じゃね？」
「高嶺の花がやったのか？
だとしたら………」
あー…また良からぬ噂が立ってるよ…
と内心思いながら周りを見渡すが誰も目を合わせず道を開けてくれた
貴女「…刀剣呼べば良かったかも」
応接室に戻りソファーに寝かせると財布を持ち自販機に向かった
貴女「雲雀さんって何飲むの…？お茶でいいのかな？」
「チャオッス」
聞きなれない言葉が聞こえ振り返ると
貴女「えっと…沢田君の弟？だよね」
「家庭教師だぞ」
貴女「あぁ、そうだった…
それで、沢田君とはぐれたの？」
目線に会うようにしゃがみこむ
「お前をスカウトしに来たファミリーに入れ」
貴女「………？」
ファミリーとは？家族？沢田君の家族になるの？
「マフィアだ」
貴女「マフィアか…ごめんね、私やらなきゃいけないことがもう決まってるから
その…マフィアには入れないの
せっかくのお誘いだけど断らせて頂くよ」
「そうか、じゃあまた今度誘いにくるぞ」
貴女「諦めないんだね
あっ、ジュース買ってあげるよ、何がいい？」
赤ん坊を抱き上げてお金を入れると珈琲(ブラック)を押した
貴女「す、すごいね……」
「人を見た目で判断すると痛い目見るぞ」
そういい赤ん坊は消えていった
貴女「人を見た目で判断するなってことは彼も何百歳か生きてる刀？
いやいや、短刀より小さいものって……ナイフ？包丁？」
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希月 - 広いじゃなくて拾いじゃないですか？凄く面白いです!!!次も楽しみに待たせていただきます！無理のない範囲で頑張ってください! (2018年7月16日 17時) (
レス) id: 415c3a4b94 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 21話、後者ではなくて校舎では？ (2018年6月30日 9時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 子どもは女の子が良いな〜……んでもってレグちゃんと……ｸﾞﾍﾍ← レヴィはレビィじゃなく“ヴィ”ですよ〜 (2018年6月30日 9時) (レス) id: 556565f04c (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - はじめまして♪どっちの話も好きだったので何かとても読んでて嬉しいです(＞＜)！！無理なさらず更新頑張ってください！ (2018年6月23日 15時) (レス) id: f2af2fa67c (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - この作品とても面白くて好きです！更新頑張ってください！ (2018年6月21日 23時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年6月11日 1時
