道はどこまでも続く 2

65話 ページ15

色々省略してます。気になる方は単行本14巻〜16巻辺りを買って読もうね!
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長男であるドゥウムと対戦するライオだったが結果はライオの魔力切れによる敗北だった。
全員が最強の魔法使いが敗れたことに絶望する中現れたマッシュ バーンデット マッシュと長男が戦う中オーターは倒れている神覚者やドット達を呼び一箇所に集めた


｢ｺﾞﾎｯ｣


体内から逆流した血液を吐き出し痛みに耐えながら、体を切られる歩くことが困難だろうと己が力で、助け合いながら各々が集まったところでフィンが疑問に思ったことを聞いた


｢なんで…一箇所に………｣

｢私がそうするよう事前に頼んでいたからね｣


この場には不釣り合いなほど透き通ったソプラノの声
ふわりと浮いていた彼女はいつも被っていたフードを外し地面にいる彼らの近くまで降下していく


｢髪が羽に見えて天使のお迎えかと思った…｣

｢驚かせてごめんね｣


思わず口から出た言葉にドットはハッと我に返ると同時に恥ずかしくなり顔を覆う。言われた本人は微妙な顔で笑いながら一箇所に集めてくれたオーターの頭を軽く撫で治癒魔法をかけていく


｢動ける程度までしか回復させないからね 逃げるためにやってる事だからこれ以上の戦闘は避けること。あとは私とマッシュが請け負うよ

…と言ってももう既に1人終わったんだけど｣


背後で戦っていた彼らを見る
長男が地面に伏し、会話しているのかマッシュはそんな彼を見ている


｢マッシュ、終わった？｣

｢いえす｣

｢まさかドゥウムに勝つとはね、正直驚いたよ
だが君たちの運命は変わらない…ドゥウムを倒したとて私にはまだ''彼''がいるからね

君たちの命は私の永遠のために犠牲になるの……だ…｣


イノセント ゼロの熱演中に彼の背後に移動したマッシュに皆が言葉を失う
空気読まないの彼らしいなと思わず笑い｢それで…｣ととある場所に目線を向ける


｢だいたい誰を連れてきたの予想がついてるけどあえて聞くよ
君はナニを蘇らせた｣


柱の奥からゆっくりと出てきた趣味の悪い首飾りをした男が棺桶のようなものを開く
数秒待つとその中から手が伸び大きな魔力と共に人物が現れた


｢お久しぶりです。先生｣

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