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62話 ページ12

「わざわざ魔法使わなくても口を割らせるくらい簡単じゃない?
指を折るとか、爪を剥ぐとか」

「ヤダこの子、可愛い顔して残酷」

「そんなことやりたがるやつなんて居るのか?」

「出来ないなら私がやるよ
こう見えても切ったり繋げたりは得意なんだ」

「繋げる工程あったか?」

「ないな」


魔法で出した小さなナイフを持ち彼に近づくと「待て」や「本気か!?」など焦ったように言葉を発するが彼の手に触れた時その言葉もなりを潜めた


「何度も人体に触れて見てきたからね。何処をどう切りつけたら長く痛みを感じながら生きられるのか分かるんだよ」

「すみません。喋ります」


彼の言葉に私はニコリと笑い彼から離れる
ゆっくりと近づいてきたドットは「脅し上手いっすね」と褒めるも私は


「まぁ、半分脅し半分本気だよ」

「え
……それってまさか」

「言葉のままだよ」

(この人とはずっと味方で居よう!あともうこの事については聞かない!!!!!!)


ドットが知らないところで意思を固めている前で話は進み彼の口から出される情報はイノセント ゼロの息子である他4人の特徴
4人全員が並外れの魔力と技術を持ち1人で相手する行為は''死''を意味するのだと


「お父様から伝えられているのはマッシュ バーンデットの捕獲とそこにいるエルフの生きたまま連れてくること」

「私人気者だね」

「呑気か」


自分自身が狙われていたことに驚きつつ思わずボケると後ろにいたランスが頭を押えながらツッコミを入れた
捕虜も「なんだコイツ…」と言いたげな目をしたがコホンッと咳払いをして話を戻す


「お父様にとってエルフは信仰対象。何としてでも手に入れたいんだろう
ボクも捨てられさえいなければ今すぐにでもお前を捕まえ……捨てられた……」

「何この子、勝手に自滅したんだけど」

「やめてやれ 彼はまだ傷を負ったばかりなんだ
そっとしておいておこう。

だが…そうだな。少し困った
ヴァンデラーが狙われているなら彼女を敵の本拠地に連れていくのは危険すぎる」

「え」

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ぱちょ - 初コメ失礼します!誤字があったので指摘させていただきます。仲良しトリオ1の似ているが煮ているになっています…!このままだとカルパッチョと夢主が煮込まれてます…!w (5月4日 1時) (レス) @page31 id: b2625e26c6 (このIDを非表示/違反報告)
青空餅名無し6306号(プロフ) - 補足?にあった大昔女神として存在していたエルフのことですね、すいません私も紛らわしい言い方をしてしまって (4月24日 18時) (レス) id: e874f646c6 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 青空餅名無し6306号さん» コメントありがとうございます。申し訳ないのですが堕ちる前とは何話くらいをさしてるのか教えて頂くことは出来ますか…?理解力なくてすみません:( ;´꒳`;) (4月24日 18時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
青空餅名無し6306号(プロフ) - ヴァンデラーが堕ちる前?に戻ってみんなに会ってみたってできますか? (4月14日 0時) (レス) id: e874f646c6 (このIDを非表示/違反報告)
ショウ(プロフ) - こちらの作品とってもどハマりして一気に見切っちゃいました!個人的にはマドル兄弟との絡みが見たいです。 (4月9日 2時) (レス) @page22 id: 9ce086bdea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2024年3月22日 2時

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