51話 ページ1
「エルフがこの世界で神格化しているのは知っていたし、狂信者が居ても仕方ないとは思ったけどまさか君がその中にいたのは予想外だった」
まさか、エルフが大好きな結果こんなことしでかしたとか言わないよね……?
え??言わないよね????
「……ぜた……何故だ!!私はこんなに貴方を愛していたのに!!ずっと貴方だけを見ていたのに!!」
「重っ」
君そんなに声張れたんだね
場違いなことを考えていれば突然攻撃されドミナとマッシュを連れて大きく距離をとる
「……貴方の、君の意思は私に関係ない
何としてでも連れて帰る。君の隣に相応しいのはこの私だ」
「勝手に盛り上がってる……彼のやる気に火つけたみたいだね
3対1かな」
「は?3体??」
「危なァ……死んだかと思ったァ」
大きな瓦礫の下から右腕を抑えつつ出てきた魔族を睨みつける
魔力は消えてなかったから生きてるのは分かっていたけど。想像よりは怪我をしていないことに苛立つ
「もう少し動けなくてもいいと思うんだけど」
「これ以上だと死んじゃうって」
「もう死んでなよ」
「酷いなぁ」
ヘラヘラと笑っている魔族は余裕そうで思わず舌打ちがこぼれる
周りを確認すれば魔族だけでなく他2人もやる気の様子。遠くから大きな魔力が近づいてくるのを感じているのか早めに終わらせたいらしい
「彼らが来るまでの時間稼ぎかな」
「その意思で俺達に勝てると?7割で行こう」
「……ギリギリ無理か。仕方ない全力で行くよ」
ドミナとマッシュを剛鉄で囲うと同時に大地を操る魔法で相手の足元を狙う
先に動いたのは目元を隠した男 魔法を使わず私の背後をとった男は大きな武器を振り下ろすがその刃が当たる前に光の矢を彼に当てる
壁にぶち当たり砂埃が舞う中ノーダメージで瓦礫から出てきた男は剣を見てふむ…と頷き
「…なるほど、簡単な相手じゃないな」
「隙はオレとゼロ君で作るから君は彼女の首を狙いなよ
魔法使いは近接戦には弱いから」
「首はダメだ殺すんじゃない
やるなら峰打ちにしてくれ」
「やっぱり彼戦士みたいな戦い方するね
面倒だ、君は先に封じ込めておこうかな」
攻撃、防御、拘束
全てが使える魔法(呪い)を使うしかないか
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ぱちょ - 初コメ失礼します!誤字があったので指摘させていただきます。仲良しトリオ1の似ているが煮ているになっています…!このままだとカルパッチョと夢主が煮込まれてます…!w (5月4日 1時) (レス) @page31 id: b2625e26c6 (このIDを非表示/違反報告)
青空餅名無し6306号(プロフ) - 補足?にあった大昔女神として存在していたエルフのことですね、すいません私も紛らわしい言い方をしてしまって (4月24日 18時) (レス) id: e874f646c6 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 青空餅名無し6306号さん» コメントありがとうございます。申し訳ないのですが堕ちる前とは何話くらいをさしてるのか教えて頂くことは出来ますか…?理解力なくてすみません:( ;´꒳`;) (4月24日 18時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
青空餅名無し6306号(プロフ) - ヴァンデラーが堕ちる前?に戻ってみんなに会ってみたってできますか? (4月14日 0時) (レス) id: e874f646c6 (このIDを非表示/違反報告)
ショウ(プロフ) - こちらの作品とってもどハマりして一気に見切っちゃいました!個人的にはマドル兄弟との絡みが見たいです。 (4月9日 2時) (レス) @page22 id: 9ce086bdea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2024年3月22日 2時