64話 ページ14
2週間の休暇を終えて再び集められた青い監獄のメンバー
中に入れば元日本U-20の選手もいて俺は首を傾げた
「なんで居んの?」
「俺らも呼ばれたんだよ、絵心に」
休暇の間に甚八兄さんとブルーロックのことで話したけどそんなことは聞かなかった。言って欲しかったわけじゃないけど教えてくれてもよくね??
聞いた割に俺の口から出た言葉は興味のなさそうな返事になってしまい答えてくれた愛空も「もうちょっと興味もてよ」と肘をつついてきた
期待と緊張、興奮に満ち溢れた空間に酔い始めた俺は端に避けようと歩いていると「おい」と呼ばれた気がして口元を抑えたまま声のした方に目線を送る
「顔色悪いぞ、体調管理しっかりしろよ」
「してたしてた、人混みに酔ってるだけ」
「そこまでゴミゴミしてねぇよ」
「言い方」
壁に寄りかかりいつも通り目が冷めている凛に苦笑いしつつ勝手に隣に座り込む
「おい近づくな、どっか行け」
「心配で話しかけてくれたんじゃないわけ?」
「自惚れんな」
「ツンデレさんめ」
ふざけてみたが俺の発言にムカついたのか軽く蹴られました。
こっちは気分悪いって言ってんのに君さぁ…!
流石に本気でやるつもりは無いらしくそのまま2人で無言の空間に居ると潔が凛に気づいて何やら話しかけていたが、それを盗み聞きできるほどの集中力は無いので顔を膝との隙間に埋める
「って、おい大丈夫か篠原」
「大丈夫そうに見える?」
「顔真っ青ってか真っ白になってんな。飲みもん…口つけたやつだけどいる?」
「くれ」
自分のバックから取り出した少し減っているポカリを受け取り口をつけずに中身を飲み込む
熱が出た時に近い俺の体、これで少し良くなれば…と願いを込める
「お前、300人集まってた時どうしてたんだよ…」
「気合と根性」
「なんで今回ダメなんだよ」
「嘘だから」
「嘘。」
あの時は感情がほぼ「疑問」で締められていたから苦じゃなかったというのもある
「みんな感情''無''になれ、糸師兄見習えよ。基本あいつ無だぞ」
「全員冴みたいになったら意思疎通大変だろ」
「確かにw」
「おい」
頭上から聞こえた凛の言葉に潔と二人で口を閉ざす
ヤッベェーブラコン(凛)近くにいるの忘れてたー
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蓮夜 - 最高でした。お疲れ様です。終わり方も好きすぎてヤバイ!! (5月22日 12時) (レス) @page30 id: 433cf63c41 (このIDを非表示/違反報告)
まつぼっくり(プロフ) - そっそれなです、いつまでも待たしてもらいます (2023年3月22日 19時) (レス) @page21 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
四季神零姫(プロフ) - はっ早く続きをください(吐血) (2023年3月22日 2時) (レス) @page14 id: 67f3734aca (このIDを非表示/違反報告)
四季神零姫(プロフ) - 何度も読み返してます。これからも、更新頑張ってください! (2023年3月14日 15時) (レス) @page14 id: 67f3734aca (このIDを非表示/違反報告)
天使。 - 続編おめでとうございます!!前作を猛スピードで全話見て続編まで辿り着きました!!手が止まらないくらいとても面白いです!!見てて心がドキドキというかワクワクしました!!体調に気をつけて、更新楽しみに待っています!! (2023年2月27日 12時) (レス) @page12 id: 68ee57cead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2023年2月26日 11時