超高校級の??? Ⅰ ダンロン×暗殺教室 (ページ46)

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46話ページ46

貴女side

貴女「＿＿＿これ全部が目撃情報
3人くらいは紛争地域で亡くなったのが確認されてるみたいだけど…」

紙を2枚渡し説明する

天海「助かるっす」

天海が真剣に髪を見ていると後ろに見慣れた人達が立っているのに気付いた

中村「やーやー見せつけてくれますなぁ…」

茅野「い、イケメン…」

貴女「皆…」

天海「俺は邪魔っすかね？」

貴女「え、側にいて？」

思わず服を掴み目を合わせる

天海「…分かったっす」

天海は優しく頭を撫でてくれそれが気持ちよくて目を閉じるが我に返り顔の表情を戻す

片岡(花…)

岡野(背景に花が見えた)

千葉(好きな人ってより…妹みたいな扱いだろうな……)

殺せんせー「Aさん、貴方に聞きたいことがあります
貴方は今までに人を殺したことがあるんですか？」

貴女「……はい、ありますよ
そしてこれからも人を殺す」

生徒「!!!!」

殺せんせー「人を殺す事がどんなことか分かってやっているんですよね？」

貴女「当たり前ですよ
あぁ、殺しをやめろというのなら、私に死ねと言っているようなものですよ」

寺坂「てめっ、殺すのに快感を覚えてるんじゃねぇだろうな!!!!?」

貴女「快感…？あぁこの時は感じてるよ」

目を閉じてゆっくりと目を開けば皆の顔が驚きに満ちていた
そりゃそうか、急に目の色が変われば誰だって驚く

貴女「私が人を殺すのは病気なんだ
殺人病
名前の通り人を殺したくなる
抑えることも出来ますが抑えすぎると大量虐殺を行ってしまう病気」

殺せんせー「ち、治療法は…」

貴女「珍しい病気なので何も…
ただ一つ分かるのは人の血を浴びれば病状が収まるくらいしか分かっていませんよ」

殺せんせー「……何故相談してくれなかったんですか？」

貴女「何故？」

私は少し考える姿勢を取って笑った

貴女「知って貴方はこの病気を治せるんですか？」

殺せんせー「っ!!」

貴女「治せるなら、病状を抑えられるなら話したかもしれませんが…
それが出来ないのにホイホイ人に話す病気でも無いでしょう

生徒に話さなかったのは怯えられたくなかったからですよ」

生徒「!!」

Aの頬には涙が流れ切なげに笑う