超高校級の??? Ⅰ ダンロン×暗殺教室 (ページ29)

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29話ページ29

殺せんせー「烏間先生から転校生が来ることは聞いていますね？」

私がいない間に机一つ挟んである黒い箱
自律思考固定砲台、略して「律」

その他にも転校生とは…

殺せんせー「律さんの時には少し甘く見て痛い目を見ましたからね、先生も今回は油断しませんよ

いずれにせよ皆さんに仲間が増えるのは喜ばしいことです」

貴女「授業関係なしに撃ってたんだっけ？」

赤羽「そうだよ
てか、狛枝さん席近くなったね」

元々転入生の場所に座っていた私は赤羽の隣へと移動させられた
正直反吐が出るくらい嫌

貴女「私的には迷惑なんだけど…」

赤羽「えぇーなんで？」

貴女「赤羽うるさいじゃん」

そんな話をしていると扉が開く
出てきたのは全身真っ白の男

その人は急に鳩を出した
…マジシャン？

シロ「ごめんごめん、驚かせたね
転入生は私じゃないよ、私は保護者
そうだね…白いからシロとでも呼んでくれ」

貴女「ペットの名前付ける時みたいに単純ね」

シロ「!君は…
あぁ、そうだねあっ、席は彼処かな？じゃあ紹介するよ

入っておいでイトナ」

ゴッ!!!!

そんな音がして左後ろの壁が崩れ男の子が入ってきた

「俺は勝った…この壁よりも強い事が証明された……
それだけでいい、それだけで……」

貴女「何この人…壁と戦うの？」

赤羽「今日はツッコミ役なの？」

シロ「堀部イトナだ、名前で呼んであげてください
あぁ、それと私も少々過保護なのでねしばらくの間彼のことを見守らせて貰いますよ」

赤羽「狛枝さんは気づいたよね？彼の謎」

貴女「まぁ…」

赤羽は私から堀部へと視線を移すと

赤羽「ねぇ、イトナ君気になったんだけどさぁ
今外から手振らで入ってきたよね？外土砂降りの雨のになんでイトナ君一滴も濡れてないの？」

堀部はゆっくりと席から立ち上がると赤羽に近づいた

イトナ「お前は…多分このクラスで1番強い
けど安心しろ、俺より弱いからお前を殺さない

俺が殺したいのは俺より強い奴だけ
この教室では殺せんせー、あんただけだ」

堀部は赤羽の頭を撫でたかと思うと殺せんせーの前まで歩いていく

殺せんせー「強い弱いとは喧嘩の事ですか？
力比べでは先生と同じ次元には立てませんよ」

イトナ「立てるさ
だって俺たち血をわけた兄弟なんだから」

全「!!?」

貴女「……へぇ」