超高校級の??? Ⅰ ダンロン×暗殺教室 (ページ21)

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21話ページ21

貴女 side

貴女「……いっ…た」

頭の痛みで目を覚ます
縛られて居るのか腕を前に出すことが出来ず顔を地面に押し付けて体を起こす

貴女「…ここ「やっと目覚めたかよ」？」

声のした方を見れば数人の男がニヤニヤしながらこっちを見ていた

それだけで全てを察する

「気失ってるときにヤッても良かったが…それじゃあ楽しくねぇからなぁ」

男は私を押し倒すとお腹あたりに座り首を絞める

貴女「うっ…」

「いいねぇその顔、たまんねぇ…」

首から手を離され酸素が入ったことにより噎せる

貴女「あぁ…絶望的だ」

「あ？「ねぇ」」

貴女「ここには君たち以外誰もいないの？」

「そうだ、だから助けを呼ぼうにも「良かった」何言ってんだ？」

男達はそう言って笑うが一瞬にして笑いが消える
それもそのはず、私の上に乗り笑っていた男の首が地面に転がったから

下にいた私は男の血を全身で浴びる

ドシャッ

男の首から下が倒れゆっくりと体を起こす
腕を縛っていた紐ははらりと落ちる

「ヒッ…ば、バケッ……」

貴女「化け物なんて酷いなぁ…
私を絶望させたのは君たちだろ？

さぁ、今の気持ちを教えてよ
希望から絶望に落ちた今の気持ちをさぁ？」

No side

茅野「多分ここ!!狛枝さんが捕まってるの!!」

茅野達を助けた渚達は2人から事情を聞き急いで第2の廃墟へと急いでいた

慎重に中に入ると鉄臭い匂いと
廊下まで流れている赤黒い液体

全てを見ることなく目を何かに隠された

潮田「……殺せんせー？」

殺せんせー「……君たちは外で待っていてください
先生が様子を見てきます」

赤羽「…渚君行くよ」

外に出ると杉野が「あれ、なんだったんだろう？」と呟く

赤羽「…血だよ」

全「!!?」

赤羽「皆は知らないだろうけど、俺は喧嘩もしょっちゅうやってたらから分かる

匂いも、あの液体も血液特有の物だ
だとすると狛枝さんが…」

全「……」

空気が重くなる中

殺せんせー「いやぁ…まさかあなた方がいらっしゃるとはっ!!」

殺せんせーの明るい声が聞こえ後ろから4人の姿が現れる

潮田「あ、あなた方は…」

辺古山「Aのクラスメイトか」

そう言った辺古山の腕には高そうな上着をかけられて眠っているAの姿

罪木「ま、間に合って良かったですぅ～…」

田中「これも魔界に住んでいる「てめぇは黙ってろ!!」」

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