38話 ページ38
8月に入り沖縄まで残り1週間
私達は学校で練習を繰り返していた
貴女「この距離でよく当たるよね…
千葉教えて」
千葉「ん？いいよ」
隣にいた千葉に教えて貰おうと近寄ればロヴロが私と千葉にの間に立った
ロヴロ「……」
2人「？」
ロヴロ「…狛枝A、私が直々に教えてやろう」
千葉「え」
貴女「どうしてですか？
あぁ…私みたいなゴミクズが千葉に教えてもらう必要ないと…」
ロヴロ「たまに出るそのネガティブ発言はなんなんだ
構えてみろ」
ロヴロさんに教えて貰い数時間
貴女(正直飽きた)
そう思っていると潮田がコッチに近づいてきた
潮田「ロヴロさん
僕が知ってるプロの殺し屋って、今のところビッチ先生と貴方しか居ないんですが…
ロヴロさんが知ってる中で、1番優れた殺し屋って誰ですか？」
貴女「…」
ロヴロ「興味あるのか？殺し屋の世界に」
潮田「あ、いえ、そういう訳では…」
ロヴロ「そうだな2人…この業界にはよくある事だが彼の本名は誰も知らない
ただ一言のあだ名で呼ばれている
『死神』、もう1人は『ムーンキャンサー』
死神はありふれた名前だろう？
だが死を扱う我々の業界では『死神』と言えば唯一絶対を示す
神出鬼没、冷酷無比、夥しい数の屍を積み上げ死そのものと呼ばれるまでに至った人物
ムーンキャンサーは日本語に直訳すると月の癌
本当に居るかも分かってはいないが…そいつは満月の日にしか現れないらしい
その人物も恐ろしく、自分が殺された事にも気付かないほど早いらしい
時には一般も殺すと噂がある
お前達が沖縄に行った日が丁度満月
存在は怪しいが気をつけたまえ」
潮田はその話を聞いて冷や汗を流した
ロヴロ「…では君には必殺技を教えよう
暗殺者直々の必殺技をな」
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流雪 - 狛枝くんは一人称 「僕」 ですよ (2019年2月14日 23時) (
レス) id: 1e56891726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年2月25日 19時
