33話 ページ33
No side
次の日の体育、烏間先生に変わり鷹岡先生が指揮を努める
鷹岡「…よーし、皆集まったな!!
では今日から新しい体育を始めよう!!
ちょっと厳しくなると思うが…終わったらまた美味いもん食わしてやるからな!!」
中村「とか言って、自分が食べたいだけじゃないの？」
鷹岡「まーなお陰様でこの体型だ」
笑い声が響く中、Aはその様子を気分が悪そうにしながら見ていた
肌を隠すために7月にも関わらず長袖長ズボン、加えて太陽に直で当たっているため今にも倒れそうだ
貴女「鷹岡先生…日陰で休んでもいいですか？」
話の途中で悪いんですが…
と付け足すが鷹岡先生は笑顔を崩さず
鷹岡「それはダメだ!!」
貴女「…何故？」
鷹岡「みんな暑い、それは理解してるだろ？
なんでお前だけ楽しようとしてるんだ、それは差別だ
それに暑いならその長袖を脱いだらどうだ」
貴女「…」
磯貝「おい、大丈夫かよ…顔真っ青だぞ」
貴女「…もういいよ、私みたいな奴が休むなって事だろうから……」
磯貝「…本当に無理なら寄りかかってもいいからな？」
鷹岡「さて、もういいか？
訓練内容の一心に伴ってE組の時間割も変更になった
これを皆に回してくれ」
回ってきたのは10時間、21時まである授業だった
これには流石の皆も引き、先生に抗議し始める
前原「待ってくれよ、無理だこれじゃ
勉強の時間もねぇし、これじゃ成績落ちるよ!
できねーよこれじゃ!!」
前原がそう言った瞬間鷹岡の雰囲気は変わり前原のみぞおちに1発入れた
全「!!」
鷹岡「できないんじゃない、やるんだよ
言ったろ？俺達は「家族」俺は「父親」だ
世の中に父親の言う事聞かない家族がどこに居る？」
貴女「っ…じゃあ私の父親は死んでるから私は貴方の家族じゃないね」
鷹岡「お前の本当の父親が生きてる死んでるはどうでもいいんだよ
でも、父ちゃんに反抗的な態度はよろしくないなぁ」
鷹岡はAに近づくと胸ぐらを掴み無理やり立たせる
鷹岡「まずはスクワット100回を3セットだ
お前達はやっていろ、お前は来い」
貴女「どうして？ここじゃダメなの？」
顔が相変わらず真っ青だがAは挑発的な態度だ
片岡「ちょ、ちょっと「大丈夫だから」っ…」
鷹岡「…そうだな、見せしめとしておくか
よく見とけよ？父ちゃんに逆らうとこうなるんだ!!!!」
鷹岡はAを殴り飛ばし、彼女の体は宙を舞った
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流雪 - 狛枝くんは一人称 「僕」 ですよ (2019年2月14日 23時) (
レス) id: 1e56891726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年2月25日 19時
