77話 ページ27
という事で最後の癒しを剣持くんにしてもらうことに
｢俺、何だかんだ剣持くんが誰か癒すの想像出来ないんだけど｣
｢割とどっちもどっちだと思いますよ、その発言｣
｢不破くん、目隠ししてください｣
｢め、目隠し？｣
｢んで、体操座りして……もう少し小さく……そう、でちょっと手伝って｣
剣持くんの発言に甲斐田くんが手を貸すが共犯になりたくない俺と加賀美さんは遠くで見守る体制に
不破くんがドラム缶の中に入れられると剣持くんはどこから取り出したのか棒を俺らに渡した
｢何コレ｣
｢今、ドラム缶に入ってる不破くんですけど
このドラム缶を除夜の鐘に見立てて僕らがこれを叩きますんで!!｣
｢ドラム缶!!?｣
｢除夜の鐘って大晦日の夜しか頻繁にならないけど……？｣
｢細かいことはいいんですよ、ほら!!(ｶﾞﾝｯｶﾞﾝｯ｣
剣持くんはノリノリで叩き始め、加賀美さんと甲斐田くんも申し訳程度に叩くものの力が強いのかかなりの音が鳴り響く
｢これは本当に彼の為ですか!!?｣
｢彼の為です!!!!｣
｢そうですね、このまま行けば安らかに眠れるんじゃないですか？｣
｢それ絶対ダメなやつ!!!!!!
って、九条さん傍観してる!!?｣
｢俺、抵抗できない暴力はちょっと………趣味じゃないかな……｣
｢優しさかと思ったら全然そんなこと無かった｣
｢我々渾身のプレゼン、これで何とか不破さんのストレスも減ったのではないかと｣
｢スッキリした顔立ちになってる｣
｢なってるのか？｣
｢本当にろふまおで良かったなと思っております
皆様のおかげで幸せでした、いつもありがとうございます!!｣
そう言ってバットを持ち出す不破くんを1歩離れた場所で見学する
俺に気づいたのか加賀美さんと剣持くんも早口でエンディングを終わらせると画面外に消えてしまい残った甲斐田くんが不破くんに追いかけられる形に
｢ギャァァァァァ!!｣
悲鳴が上がる中、唯一画面に残っていた俺は甲斐田くんの方に静かに手を合わせた
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『九条が持ってきたの純粋に可愛いから欲しい』
『なんだその女子力みたいなものは、可愛いなおい』
『2人で仲良くアロマ作ったの配信で話してくれるの待ってる』
『加賀美さんもマトモな筈なのにw』
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冷凍保存食品(プロフ) - 姫丸さん» ｱｯすみません〜！消しときます〜！！ご丁寧にありがとうございます🙏 (2022年9月13日 20時) (
レス) id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
姫丸(プロフ) - 冷凍保存食品さん» すみません……コメントでご本人様のお名前を検索避け無しに書くのはよろしくないかと……💦 (2022年9月13日 18時) (レス) id: ba36168e67 (このIDを非表示/違反報告)
名無し37277号(プロフ) - 卒業風がいいです！ (2022年9月13日 6時) (レス) @page50 id: 8f63f1bee4 (このIDを非表示/違反報告)
hiiro1160nakano(プロフ) - 終わらないで欲しいですが、どちらかというと1の方が嬉しいです(*^^*)これからも応援してます！ (2022年9月12日 18時) (レス) id: f39ef1e54a (このIDを非表示/違反報告)
hiiro1160nakano(プロフ) - お酢さん» どういうことですか？ (2022年9月12日 17時) (レス) @page50 id: f39ef1e54a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2022年8月27日 19時
