76話 ページ26
｢えー、今回は非常にメンバー想いでありちょっとだけ心配な企画でございます｣
｢メンバー想いな企画なんて今まで無かった気がするけど……大丈夫？｣
｢だから心配なんです。｣
｢実はかなりストレスを溜め込んでる方がいるのか｣
｢お前か｣
｢僕かぁ……って、違うやろ、がーい!｢ﾁｯ｣すみません、進めてください｣
不破くんは甲斐田君を指さすが本当はその本人がストレスを溜め込んでいる状況なのだ
甲斐田くんが軽く叩いただけで舌打ちするくらいには
｢不破くんのストレスをみんなで癒そう……と
俺自身ないんだけど、人癒すことしたことないから上手くいくかわかんないな｣
｢そうだな、お前人いじめる方が好きだもんな｣
｢俺をいじめっ子みたいに言わないでくれるかな？
でも幸せな顔より落ち込んでる顔の方が好きな所はある｣
｢いやもう、九条さんは俺とコラボしてくれるだけで!!!!｣
｢あ、じゃあ俺の癒し終わりで｣
｢ダメダメダメ!!!!｣
【という事で、不破湊を癒そう】
｢じゃあ、次は俺で行こうかな
俺はあんまり面白くないけど……コレ｣
そう言って取り出したのは四角い機械
｢なんだと思います？｣
｢えぇ……ライトとか……？
でもいい香りが若干するからアロマみたいな感じっすか？｣
｢正解ですね
既にアロマ入れてるんで、少し照明落としてもらってもいいですか？｣
照明を俺らが立っている側落としてもらい電源をつける
ボタンを押すとミストが吹き出し、海月のように見える仕様
｢何だこれ!!!!スゲェ!!!!｣
｢俺、海とかその生物が好きなんでこんなんになっちゃったんですけど
自分好みの香りにも変えれるし目で楽しむことも出来るじゃないですか
どうかなって思うんですけど｣
｢やー!!めっちゃ嬉しいっす!!ありがとうございます!!｣
不破くんは香りも気に入ったのか｢いい匂いー｣と嬉しそうだ
｢良かったらそのアロマのやつあげるよ
俺が調香したやつだから言ってくれたらまた用意するし｣
｢え、自分で調香したんすか!!?｣
｢そういうお店に行ってね、あ、なら今度一緒に行きますか？｣
｢行きましょう!!楽しそう!!｣
｢未だかつてあったでしょうか、ここまでテンション高い不破さんを見たのは……｣
｢これ、九条さんだけで良かったんじゃ……｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 934人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
冷凍保存食品(プロフ) - 姫丸さん» ｱｯすみません〜！消しときます〜！！ご丁寧にありがとうございます🙏 (2022年9月13日 20時) (
レス) id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
姫丸(プロフ) - 冷凍保存食品さん» すみません……コメントでご本人様のお名前を検索避け無しに書くのはよろしくないかと……💦 (2022年9月13日 18時) (レス) id: ba36168e67 (このIDを非表示/違反報告)
名無し37277号(プロフ) - 卒業風がいいです！ (2022年9月13日 6時) (レス) @page50 id: 8f63f1bee4 (このIDを非表示/違反報告)
hiiro1160nakano(プロフ) - 終わらないで欲しいですが、どちらかというと1の方が嬉しいです(*^^*)これからも応援してます！ (2022年9月12日 18時) (レス) id: f39ef1e54a (このIDを非表示/違反報告)
hiiro1160nakano(プロフ) - お酢さん» どういうことですか？ (2022年9月12日 17時) (レス) @page50 id: f39ef1e54a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水菜目
| 作成日時：2022年8月27日 19時
