160話 ページ10
ゼノの服を見繕う為に町におりた私達は各々ゆっくりと過ごしていた
少し出ていたヨナ姫達から聞いた言葉は今この町にコウレン姫が来ているということだった
｢暗くなったね、食料調達がてら周辺の様子を見てくるよ｣
ジェハの言葉に四龍が頷き私も行こうとするが
｢Aちゃんはここにいて？あんまり人混み得意じゃないでしょ？｣
｢うっ……｣
ジェハに諭され｢すぐ帰ってくるから｣と頭を撫でられると建物から出ていってしまった
｢子供扱い……｣
｢まぁ、ジェハから見たAの年齢は子供だよね｣
｢なんかやるせないわ……｣
そんなことを話していた数分後私は顔を扉の方へと向ける
｢A？｣
｢｢音｣が変わった
少し様子を見てきます｣
立ち上がり室内から出ていこうとするとユンも｢俺も行くよ｣と隣に立った
｢わかった、私の傍から離れないで｣
｢それ普通俺が言うセリフ｣
音が聞こえる方へと足を進めていく
高華国に呪いを吐く声が大半を占める中、何かを殴っている音が聞こえる
人混みをかき分けて私が目にしたのは
｢キジャ……ジェハ……!!｣
抵抗なくジェハは誰かに殴られていて
無抵抗な彼らを殴り続ける彼に怒りが湧いた
『止まれ!!!!!!!!』
そう口にすると彼だけ出なくその場の全員が動きを止め
私はジェハ達に駆け寄る
｢なんっ……だ……お前｣
｢彼らの仲間ですが｣
｢そうか……ならば死ね｣
冷たく見下ろす男に私も負けじと睨み返す
｢私達は殺されることは一切してないのにおかしくない？
それとも真国の武人は無抵抗の人間に死ぬまで武器を振るう外道なのかしら？
それが誇りとでも？笑わせないで
あなた方が高華国もその国民も大嫌いなのは理解しています が 無抵抗な人を殺めるほど愚かではないことを信じています｣
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引きこもり星人(プロフ) - 続き待ってます！めっちゃ好きです‼️ (2022年9月5日 19時) (
レス) @page18 id: 2c807907bf (このIDを非表示/違反報告)
Surfing Like(プロフ) - わあああ！神作！ありがとうございます。とても面白かったです！更新頑張ってください！おうえんしてます！続きが楽しみすぎる！！ (2022年7月31日 1時) (レス) @page18 id: 66e7065dbb (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 暁のヨナ大好きで第一話目から一通り此方の最新までとても面白くて読ませて頂きました♪ただ、全体的に所々ですが誤字脱字が多く見受けられましたので^^;ご報告させて頂きます。時間がある時にでも見直してみて下さいね。それでは次のお話を楽しみにしております☆ (2022年7月30日 23時) (レス) @page18 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2022年7月24日 16時
