ヨナ姫の身代わり

24話 ページ24

「おい、こんなところに獲物がいるぞ
大したもんは持ってなさそうだな

だが、可愛い嬢ちゃんがいる」


貴女「げっ、目つけられた感じ？」


ジロジロと私を半分以上は見ている


ハク「……なんだ山賊か
Aならいけるな」

キジャ「なんだとはなんだ？」


「んで、あっちにも女が二人か」


貴女「ぶふっwww……ユンがwww女の子www

笑いをこらえたものの耐えきれず笑ってしまった


「笑ってんじゃねぇ!!
こっちの兄ちゃんはいい身なりだし売れそうだ」

キジャの頬にナイフを当てる


キジャ「おい、ソナタ達の詳しい事情はわからんがとりあえず刻んで構わんのだろう」


ハク「隠れててもかまわんよ」




「よぉ、嬢ちゃん痛くしねぇからこっち来な」

こっちに来なと言いつつも相手が私に近づいてきて頬を触る

貴女「あら、随分品のない声で鳴くのね」

「あぁ!!?」

貴女「今も」


目の前の男の顔を踏みつけてクナイを投げる
投げたクナイは全部人に当たる


「!!てめぇ!!!!」



ＮＯSide

ユン「ねぇ、あの3人おかしいよ
キジャはこの世の者とは思えないし
雷獣も人間業じゃないよあの速さ
Aも百発百中」


目の前で繰り広げられるものに驚くユンとA達の役に立ちたいと思っているヨナ


ユン「…役に立ちたい？」


ヨナ「でもハクがダメって言ったもの…我慢」


ユン「でも…こういう時のための練習でしょ？

俺の計算によれば…今のアンタの飛行距離ならあそこ
雷獣を後ろから狙ってるやつ少し上に向けて
今だ!!」


ヨナの射た弓は見事命中
二人が喜んでいるのも束の間

後に山賊がいてヨナの腕を掴んだ

「大人しくしてな嬢ちゃん達人質になってもらう……ぞ」


ヨナの腕を掴んだ男はハクとキジャに切られAに頭を刺されていた

ハク、キジャ「大丈夫ですか？姫さん/姫様」



ユン「ここまで来ると気持ち悪いよ」


貴女「終わったよーえ、なにこれ」


Aの目の前にはヨナを支えているハクと
キジャがヨナの前で膝まづいていた

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