元A組生徒のヒミツゴト 暗殺教室×鬼滅の刃

31話 ページ31

烏間 side


4ヶ月目に入るあたり、｢可能性｣がある生徒が増えてきた

磯貝悠馬、前原陽斗、赤羽業、岡野ひなた、片岡メグ

全体を見れば生徒たちの暗殺能力は格段に上がっている………一人を除いて



貴女｢わっ……｣

烏間｢五鬼継さん…正面から突っ込んでも避けられる確率は高い
君は頭がいいんだから試行錯誤を…｣


前に倒れ込んだ五鬼継さんを支え指摘をするも彼女は苦笑いをして｢今回は行けると思ったんですけどね｣と頬をかく

彼女だけはどれだけ訓練を積み重ねても向上したとは言えない


烏間(むしろ疲れからか、下がっている感じだ)


支えた時、力を入れれば折れてしまいそうなほど細い体
だが、それはクラスの女子殆どだ


何が、違う？


多く疑問が残る


烏間｢今日はここまでだ｣





潮田｢ねぇ、五鬼継さん｣

貴女｢何？潮田君｣

潮田｢ずっと長袖で暑くないの？
それにタイツも………｣


潮田君の質問にAさんは｢暑いよ｣とあっけらかんとした表情で答える


潮田｢え？
じゃ、じゃあなんでずっと｢潮田君｣｣

貴女｢その理由、君に言う必要あるのかな？｣

潮田、烏間｢っ!!?｣


笑顔で聞く彼女に狂気的な何かを感じ、潮田君は一歩後ろに下がる


貴女｢私がどんな服装をしていようが君には関係ない事だ
だから理由を聞かないでくれるかい？｣

潮田｢ご、こめん……｣


謝った潮田君に五鬼継さんはいつもの笑顔に戻り｢分かってくれて助かるよ｣と教室の方へ歩き出した


烏間(五鬼継A………謎が多い生徒か…)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コソコソ噂話

貴女｢私が長袖、タイツなのは傷を隠すためです
体中痣や傷跡だらけなので

普通の女の子はそんな怪我負わないでしょう？｣

32話→←30話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す