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7話 ページ7

高専に戻り私は事務室に戻ろうとしたが五条様に引っ張られ遺体の置かれている場所へ

そこには同期である伊地知様が少し震えて待っていた
怒られると思っているのだろうか


五条様はそれを知ってか知らずか伊地知さんにドンドン圧をかけていく


…帰っていいでしょうか


そう思っていたところで今度は五条様と同期である家入様が


家入「あまり伊地知をいじめるな
私達と上で苦労しているんだ
それとAにも、たまには解放してやれ」

五条「男の苦労なんて興味ねーつっーの
あとAは俺のそばにいた方が映えるだろ?」

家入「うざ」


家入様の直球の言葉も無視して私にキメ顔してくる五条様から目をそらす

家入様は遺体にかけられていた白い布を剥ぐ
そこには血の気の引いた虎杖様が


家入「で、コレが宿儺の器か
好きに解剖していいよね」

五条「役立てろよ」

家入「役立てるよ、誰に言ってんの
A、手伝って」



家入様の準備の手伝いをするため私も1度席を離れメスなどを取り揃える


服を着替え長い髪を後ろでひとつにまとめながら戻ってきた時


貴方「あ」


ゆっくりと起き上がる虎杖様の姿


家入「ちょっと残念」

貴方「とりあえず服を
風邪をひいてしまいます」


横に置いてあった服を虎杖様に渡す
目が合ったその瞬間


ピンッ


空気が少し張った気がする
ガクンッと落ちた虎杖様を支えようと手を伸ばしたその瞬間


「会いたかったぞ」


両手で顔を捕まれ虎杖様に引き寄せられる
いや…これは


貴方「両面宿儺様…ですか」

宿儺「ほぉ、驚かんのだな」

貴方「驚いているつもりなのですが…」

五条「ちょっとAから手放してくれる?」


五条様が構えを取って私達を睨みつける
宿儺様はニヤリと笑うと私の頭を自身の胸へと押し付け


宿儺「何故だ、コイツは俺の妻だぞ
どうしようが俺の勝手だ」

全「!!?」

貴方「違います」


顔を上げ宿儺様を見上げると「そうだな、今はな」と笑みを浮かべる
…今後もなる気はないのだが

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くずを - 好きです!次の更新待ってます! (2020年2月6日 6時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2020年1月31日 6時

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