101話 ページ1
オーバーさんの屋敷に何度かお邪魔して気づいたことがある
決まってオーバーさんがとある部屋に篭っていると子供の短い悲鳴が聞こえることだ
貴女(虐待かと思ったけど……そういう訳でも無さそうだし……)
捕まえた鬼も血を抜くだけだと言われて捕まえていたが……
貴女｢流石に十数体集めてまだ必要だと言われるとは……｣
近頃、明け方まで鬼狩りを行っていたためか疲労で私はそのまま眠ってしまった
貴女｢……眠ってしまったか｣
目を覚まし時間を見ると夜の9時を指していて
いつもなら鬼狩りに出ている時間だった
オーバーさんも多分私がここに居るとは思っていないだろう
貴女(一先ず帰ろう)
ソファーから立ち上がり人の居ない廊下を歩いているとどこかですすり泣く声が聞こえた
何気なしに聞こえた方の扉を開くと、そこは明かりが着いておらず
部屋にはベットと床に転がった玩具、ベットの上で小さく震える子供の姿だけだった
貴女｢……君は？
誰かの子供なのかな｣
一方部屋の中に入ると彼女は分かりやすく怯えた
大人が怖い、もしくは……
貴女(私が鬼だと気づいているのだろうか……)
貴女｢すまない、驚かせるつもりは無かったんだ
ただ…泣いている声が聞こえたからどうしたのかと思ってね｣
知らない人が突然入って歩み寄れば誰だって恐怖を抱くもの
そう思って開けた扉を閉めようとすると彼女はベットから降りて私の前に立つ
｢怖く……無いよ｣
貴女｢!｣
彼女は私の羽織を掴んで目を合わせる
｢お姉ちゃ……助け｢ビシャッ｣!!｣
右目が突然見えなくなり、彼女の顔に血がつく
貴女(私の血……？)
｢壊理、部屋の中に戻れ｣
貴女｢……なるほど、貴方が私を屋敷内に入れたがらない理由が分かりました｣
目の前で怯える子の肩に振れてゆっくりと振り返る
貴女｢彼女に何をしている
オーバーホールさん｣
オーバー｢驚いた……お前も鬼だったのか｣
貴女｢質問に答えて頂きたいですね｣
頭が再生する
女の子は目の前の光景に信じられないのか目を見開いて大きな瞳からは涙が流れている
オーバー｢バケモノがヒーロー気取りか？
だが、そうだな……お前達の願いを叶えるためにソイツが必要なんだ｣
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莉華 - え、これ煉獄さん死んだら炭治郎記憶戻るくない？ (2019年12月2日 19時) (
レス) id: f0913cbb00 (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - わかりみが深い〜。夢主ちゃん頃したり手足損失させたりしたくなる〜 (2019年12月1日 22時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 宇髄さんの個性で、宇髄さん派手好きだから鉱石とかを生み出せるとか？ (2019年11月24日 22時) (レス) id: b105acc52b (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 堕姫ちゃんきたーーーー！ (2019年11月23日 21時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 宇髄さんって、肺活量の化け物なので、それを活かして。 (2019年11月22日 23時) (レス) id: 8a3a065a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年11月9日 12時
