45話 ページ45
緑谷 side
緑谷｢はぁ……はぁ……｣
個性を使わない事に慣れていると思っていたが知らないところで頼っていたのかもしれない
緑谷(胸が苦しいっ……)
その瞬間突然息の仕方を忘れ吸うことしか出来なくなった
｢や……緑谷!!!!｣
誰かが僕の名前を呼ぶ声が聞こえる
視界がグラつき、死の恐怖が頭に過ぎった
緑谷｢ヒュー、ヒューｯ!!｣
｢出久｣
突然肩に手を載せられ落ち着く声が頭に響いた
｢落ち着いて、息を整えろ
吸って｣
緑谷｢っ……すぅ……｣
｢吐いて｣
緑谷｢はぁー……｣
何度か繰り返すと呼吸はいつものように戻る
……怖かった
｢…………落ち着いた？｣
緑谷｢…はい、ありがとうございますAさん
!!!!すみませんっ!!｣
顔を上げるとAさんの顔がすぐ近くにあり
思わず数メートル後ずさりした
多分僕の顔は梅干しみたいに真っ赤だろう
貴女｢いいよ、気にしなくて
まだ2時間30分なのに辿り着けて偉いね｣
Aさんはそう言って笑い僕の頭を撫でた
慣れないことに恥ずかしさと嬉しさが混じる
貴女｢戻ってきたのは出久、天哉、焦凍……あと君は爆豪……だっけ？｣
4人とも偉い
そう言って順番に頭を撫でていくAさん
!!?
緑谷(かっちゃんが……嫌がってない!!?)
貴女｢!｣
Aさんの手が突然止まり手を下ろす
緑谷｢Aさん？｣
貴女｢誰か……個性を使った
……そうだね、残り時間を考えるとそこに居ては間に合わない
へぇ……？伊黒さん｣
伊黒｢なんだ｣
突然物陰から出てきた蛇の人に内心驚きつつもAさんを見る
貴女｢少し様子見と個性を使った子に罰を与えてきます
伊黒さんは帰ってきた子達に先に昼食を取るよう伝えてください｣
軽やかに木々を伝ってAさんは山を降りていく
数分後、山に響くほどの悲鳴が聞こえたのは聞かなかったことにする……
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油揚げ(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！笑える要素もあってとても楽しく読ませてもらってます(*´▽｀*) (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - いつか枯れるwww捉え方うける笑笑 (2019年10月22日 3時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！さん» 灰になる途中なので｢倒れている｣と書きました。分かりづらくてすみません..... (2019年10月21日 23時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - ですがいろいろ設定を変えているのでしょうか？ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - 8話のところ、「鬼が倒れている」とありますが鬼は首を斬られたら消えますよ。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年10月11日 23時
