5話 ページ5
貴女｢私は彼を賞賛するべきだと思う
だって、ヒーローだと名乗る君達より彼はヒーローだった
無力だと自負していながらも彼は敵に立ち向かう
これこそ君達が目指しているものじゃないのかい？｣
私の言葉に彼はショックを受けてしまったようだがヒーローは激怒している
ヒーロー｢俺は命を大事にしねぇ奴は嫌いなんだよ!!
それにその刀……お前鬼殺隊だろ!!｣
｢鬼殺隊……？｣
ヒーロー｢居もしねぇ鬼だのなんだのと、訳わかんねぇモノを追いかけてる奴らだ
個性を持ってねぇから夢見て｣
ヒーローが最後まで言う前に私は彼の口を手で抑えた
(う、動きが早くて見えなかった……!!)
貴女｢私の事はどんなに悪く言おうと構いません
けれど鬼殺隊の事を言うのであれば……容赦致しませんよ｣
そう言って微笑んだその瞬間
｢キャァァァァァ!!｣
全｢!!｣
叫び声が聞こえてその方に目を向けると
ヒーロー｢な、何だ!!!!あれは!!｣
異形の鬼が1人の女を喰っていた
ヒーローは戦闘態勢に入るが
貴女｢下がって｣
ヒーロー達の前を歩き鬼の前に立つ
貴女｢こんにちは
雲がかかったから出てきてくれたんですね｣
鬼｢あ？……てめぇ、鬼狩りか？
美味そうだなぁ……どこから喰って欲しい？｣
貴女｢そうですね、喰べられるのは御免です
鬼さん、貴方は何人人を殺しました？
それに対して罪の意識はありますか？｣
鬼｢そうだなぁ……俺は5人喰った
罪？そんなのねぇ!!俺はこれからも喰って喰ってくっ……｣
貴女｢それは残念｣
氷の呼吸
伍の型 月下氷刃
鬼の首を斬り落とすと周りから悲鳴が聞こえた
鬼｢なっ…｣(見えなかった)
鬼の首を持ち目を合わせる
貴女｢貴方は5人喰ったと言いましたね
ではここら辺に鬼舞辻無惨が居るということですか？｣
鬼｢!!｣
(鬼舞辻無惨？)
貴女｢教えてください｣
鬼｢えない……言えない!!わからなっ……｣
貴女｢……残念｣
灰となって消えた鬼を見届け刀を鞘に戻す
タイミングを見計らってか烏が私の肩に乗った
烏｢コノママ西!!西!!鬼ガイル!!｣
ヒーロー｢烏が喋っ……｣
貴女｢えぇ……私帰りたいのだけど……｣
烏｢早ク行ケ早ク行ケ!!!!｣
貴女｢分かったからつつかないで｣
烏が飛び去っていくのを目で確認して助けた少年に目を向ける
貴女｢君の行ったことは決して無駄じゃない
胸を張って生きろ、少年｣
｢あっ、待って!!｣
少年の止める声を聞かず、私はその場から消えた
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油揚げ(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！笑える要素もあってとても楽しく読ませてもらってます(*´▽｀*) (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - いつか枯れるwww捉え方うける笑笑 (2019年10月22日 3時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！さん» 灰になる途中なので｢倒れている｣と書きました。分かりづらくてすみません..... (2019年10月21日 23時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - ですがいろいろ設定を変えているのでしょうか？ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - 8話のところ、「鬼が倒れている」とありますが鬼は首を斬られたら消えますよ。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年10月11日 23時
