3話 ページ3
ようやくこの異質な世界にも慣れ始めた今日この頃
貴女｢疲れました…｣
柱会議が終わって肩を回しながら廊下を歩く
相変わらず、御館様が来るまで各自好きなことをやり暴走を止める役に回るのだがこれが大変なのだ
貴女(そう言えば私以外にも記憶ある人結構居たんだな…
というか御館様若くない？私より年下て…14て…)
若いなぁ…と思いながら部屋に戻るとお腹に軽い衝撃が
貴女｢ん…無一郎、どうしたの？｣
今だに慣れないが、記憶が無い彼のため
呼び捨てにして頭を撫でる
時透｢……別に｣
そう言ったもののグリグリと頭を押し付ける無一郎
……デレ期？
やだ、私の継子可愛い……
そう思っていると私の鎹烏が飛んできて
烏｢カァァ!!西、西!!
西デ人ガ消エテイル!!迎エ!!｣
貴女｢それって鬼？｣
この世界は異能を持った人間が数多い
行っても鬼ではなく人間だったという場合が大半を占めているのだ
そのおかげで昔より移動が多く、本当に鬼の仕業だった時助けられなかったことがよくある
烏｢迎エ迎エ!!｣
烏は私の頭上で羽ばたき出す
貴女｢わかったわかった
ほら、また電球当たって怪我するからやめなさい
無一郎、行ってくるね｣
頭をもう一度撫でると無一郎はゆっくりと離してくれた
獪岳｢おい｣
刀を持って玄関の方に歩いていると獪岳に襟元を掴まれた
獪岳｢今日は俺の稽古付き合うつってなかったかぁ？｣
貴女｢し、仕事は仕事だから……
今度帰ってきたらちゃんと相手してあげるし｣
私より背が高い獪岳の頭を撫で｢お願い｣と笑うと舌打ちをされながら廊下を歩き消える獪岳
貴女｢……よし、今度こそ
いってきます｣
下駄を履いて玄関でそう言うと
遠くからでも2人の｢行ってらっしゃい｣という声が返ってきた
貴女(さて、早く向かおう)
タンッと足音を立て
私はその場から一瞬にして姿を消した
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油揚げ(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！笑える要素もあってとても楽しく読ませてもらってます(*´▽｀*) (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - いつか枯れるwww捉え方うける笑笑 (2019年10月22日 3時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！さん» 灰になる途中なので｢倒れている｣と書きました。分かりづらくてすみません..... (2019年10月21日 23時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - ですがいろいろ設定を変えているのでしょうか？ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - 8話のところ、「鬼が倒れている」とありますが鬼は首を斬られたら消えますよ。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年10月11日 23時
