15話 ページ15
貴女｢ゼェゼェ……｣
童磨｢んー……前より威力も上がってるけど……
まだ勝てない……かな？｣
童磨はそう言って私の肩に刺した刀を奥に押し込む
貴女｢グッ……｣
童磨｢そう、その顔!!その顔が君には1番似合ってるよ!!｣
痛みで涙が流れる
童磨はそれを見てニコニコと笑って私の涙を舐める
貴女｢離れ……ろっ!!｣
童磨を蹴り飛ばし距離が開いた瞬間に壁から刀を抜いて自分の体からも離す
童磨｢うわ……痛そー……｣
貴女｢水の呼吸 漆の型 雫波紋突き
氷の呼吸 伍の型 月下氷人｣
童磨｢!｣
意表を突いた攻撃に童磨も反応が遅れ童磨の首から血が流れる
貴女(取った!!)
そう思った瞬間
ベベンっ!!
貴女(っ!!)
下に無限城に続く扉が開き童磨はそのまま落ちる
私は受身を取ることが出来ずに地面に転がり壁にぶつかった
貴女｢カハッ……｣
痛みに悶えながらも顔を上げると既に童磨の姿は消えていた
貴女｢クソっ……もう少しだったのに……｣
立ち上がろうとするも体力の限界なのか地面に倒れ込む
貴女｢今……眠ったら死ぬ…………｣
地面を這って表通りに出ようと動くが直ぐに眠気に襲われ
私は意識を失った
貴女｢…………ん｣
目を覚ますと見たことの無い場所で眠っていた
病院らしく、自分の体に異常が無いのを確認して私は病院からすぐに出た
貴女(刀、傍に置いてあってよかった)
3階から難なく飛び降り歩く
貴女(何日経った……？体衰えてないといいけど……)
屋敷に戻ると無一郎にはこれでもかと言うくらい抱きしめられ獪岳には頬を抓られながら怒られた
獪岳｢てめっ……怪我追ってんなら俺ら呼べ!!
良いな!!｣
貴女｢ひゃい……かいがく……痛い……｣
無一郎｢怪我は？大丈夫なの？｣
貴女｢大丈夫だよ
大きな怪我は肩だけだし、そう言えば御館様、屋敷にの方にいらっしゃらなかったけれど
何処にいらっしゃるの？隊士達のお墓参りかしら……？｣
無一郎｢……あぁ、今日雄英高校に呼ばれてるって言ってたよ｣
貴女｢!!?
お付は!!?｣
獪岳｢ちょっと見て帰るだけだから必要ねぇつって…
おい!!｣
胸騒ぎがして雄英高校の方へと向かう
無一郎｢師匠が話聞かないのは昔からでしょ？｣
獪岳｢チィ……追いかけるぞ!!!!｣
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油揚げ(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！笑える要素もあってとても楽しく読ませてもらってます(*´▽｀*) (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - いつか枯れるwww捉え方うける笑笑 (2019年10月22日 3時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！さん» 灰になる途中なので｢倒れている｣と書きました。分かりづらくてすみません..... (2019年10月21日 23時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - ですがいろいろ設定を変えているのでしょうか？ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - 8話のところ、「鬼が倒れている」とありますが鬼は首を斬られたら消えますよ。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年10月11日 23時
