14話 ページ14
貴女｢〜って言うことになったから…明日早めに帰ってきてくれるかな？｣
炭治郎｢!!
ありがとうございます!!｣
花が咲いたように笑う炭治郎に｢キツいだろうけど頑張って｣とだけ残して任務に向かう
貴女｢確か……この辺｣
少し遠出となり高いビルの上から夜の街を覗く
流石都会、夜でも明るい……
表通りは人で溢れているものの、路地裏に入れば直ぐに人は居なくなる
貴女｢…見つけた｣
ビルから飛び降りて、女に襲いかかっていた鬼の首を斬る
貴女｢大丈夫ですか？｣
女｢あ、ありがと……鬼狩り!!?｣
女の慌てた様子に困惑しながらも｢えぇ｣と応えると女は私の腕を掴む
女｢いいい、今すぐ逃げて!!｣
貴女｢へ？｣
女は私の腕を引くなり表通りの方に走り出す
貴女｢ま、待ってくださ!!!!｣
気配を察知して女の腕を引き抱き上げると自分のいた場所から距離を取った
その瞬間、さっきまでいた場所に鬼が現れる
貴女｢……お怪我は？｣
女｢……｣
怯え、私の羽織を掴む女性は震えながらも首を横に振る
私はできる限りの笑みを浮かべ彼女を下ろす
貴女(まさか上限の弐とこんなに早く対面するとは…)
童磨｢あ!!君もしかしてAちゃんじゃない!!
うわぁ!!懐かしいな、前は喰べ損ねちゃったからね!!｣
貴女｢私の左腕を喰って起きながら……!!｣
怒りで呼吸が乱れそうになるも、女性の握る力が強くなったことで我を取り戻す
貴女｢っ……私が時間を稼ぎます
貴方は逃げて｣
女｢で、でも｣
貴女｢貴方が私達を呼び寄せる囮だったとしても貴方は必死で逃げ、私を助けようとしてくれた
彼らに騙されていたのは知っています｣
｢さぁ、行って｣と背中を押すと彼女は私に頭を下げ裏路地に消えていった
童磨｢えぇー？逃がしちゃったの？
ふふ、でも彼女逃げ切れるかな？
ここは鬼の住処、俺以外にも鬼は沢山居るんだよ｣
貴女｢!!?しまっ｢ギャァァァァァ!!｣っ!!｣
女性の叫び声が聞こえ童磨からの注意が逸れた瞬間
童磨｢血鬼術｣
貴女｢ゲスが!!｣
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油揚げ(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！笑える要素もあってとても楽しく読ませてもらってます(*´▽｀*) (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - いつか枯れるwww捉え方うける笑笑 (2019年10月22日 3時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！さん» 灰になる途中なので｢倒れている｣と書きました。分かりづらくてすみません..... (2019年10月21日 23時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - ですがいろいろ設定を変えているのでしょうか？ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - 8話のところ、「鬼が倒れている」とありますが鬼は首を斬られたら消えますよ。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年10月11日 23時
