13話 ページ13
錆兎さんの剣によって吹っ飛ばされた冨岡さんは気絶していたため私たちの羽織を布団替わりにして寝かせ錆兎さん、真菰と目を合わせる
錆兎｢どうした、お前が来るなんて珍しいな｣
貴女｢……昨日、炭治郎に会いました｣
2人｢!!｣
真菰｢……炭治郎は記憶……あったの？｣
真菰の言葉に私はゆっくり首を振る
貴女｢私が向かった時には炭治郎の家族は鬼に襲われた後で、禰豆子が昔と同じように鬼にされていました｣
錆兎｢鬼に……鬼舞辻が近くにいたのか……｣
貴女｢恐らく
ほかの鬼も居たので炭治郎の始末はその鬼に任せて消えたのだと思われます｣
真菰｢それで、炭治郎は？｣
貴女｢今は私の屋敷に
学校とやらには通うらしく朝早く出掛けていきました
お2人にはご相談が｣
錆兎｢なぁ、Aは炭治郎が鬼を滅したいと言った時どうするんだ｣
私が言葉を吐く前に錆兎さんが真剣な目で私を見た
それに私は何も答えず口を閉ざす
錆兎｢お前の事だ、昔と同じ思いをさせたくないから
そういう理由で道を塞ぐだろう
そんなんじゃお前も、炭治郎も前には進めない｣
貴女｢っ……｣
真菰｢A……Aは優しすぎるんだよ
炭治郎を守りたい気持ちも分かるけど、それじゃただのAの自己満足だよ？｣
貴女｢分かっています……でも……私は｣
錆兎｢A、炭治郎を信じろ
アイツは漢だ、そう簡単に折れない
それに俺たちの弟弟子だろ｣
貴女｢!……そうですね、信じてみます｣
そう言うと2人は安心したように笑い私の頭を撫でる
錆兎｢それで、アイツは鱗滝さんの所に向かわせるのか？
鱗滝さんも記憶はあると言え昔会った時より老いて居るぞ｣
そう、鱗滝さんは剣を教えることが出来ない
禰豆子を入れる箱をどうにかして欲しいと思っていたのだが……
真菰｢あ、じゃあ私たちで炭治郎に剣を教えたらいいんじゃないかな？｣
前みたいに
そう言って真菰はニコリと笑う
前みたいに……ってなんですか？(Aは知らないぞ)
真菰｢ここに居る全員水の呼吸使えるし、義勇も昔とは言え柱だし
きっと出来るよ｣
錆兎｢……そうだな｣
貴女｢えっ、錆兎さん!!?｣
錆兎｢そうと決まれば、A
明日から炭治郎をここに連れてこい｣
貴女｢えっ…………はい!!｣
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コソコソ噂じゃない話
Aは錆兎と義勇の一年後に鱗滝さんに弟子入りしたよ!!真菰と同期だね!!
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油揚げ(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！笑える要素もあってとても楽しく読ませてもらってます(*´▽｀*) (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - いつか枯れるwww捉え方うける笑笑 (2019年10月22日 3時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！さん» 灰になる途中なので｢倒れている｣と書きました。分かりづらくてすみません..... (2019年10月21日 23時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - ですがいろいろ設定を変えているのでしょうか？ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - 8話のところ、「鬼が倒れている」とありますが鬼は首を斬られたら消えますよ。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年10月11日 23時
