9話 ページ9
外に出ると生徒達が集められ警察の人と話していた
貴女｢それで、お話とはなんでしょう｣
気配に気づかなかったのか警察の人は私を見るなり驚き咳き込むと私と目を合わせた
警察｢君達が例の鬼殺隊の人達だろうか｣
貴女｢｢例の｣とはよく分かりませんが鬼殺隊ではありますね
そう言えば相澤先生の様態はどうですか？｣
天元｢呼吸使ってねぇから深手を追うんだ
なんな雑魚でもな｣
宇髄さんの言葉に生徒達はムッとするが誰かが口に出すよりも先に善逸が宇髄さんを叱る
貴女｢すみません、私たちの部下が｣
警察｢い、いや…………彼の様態はお世辞でも良いとは言えない｣
でしょうね
と言いかけたが口を閉じて｢そうですか…｣とだけ答える
警察｢君達が殺していた者はなんだい？
あれが鬼なんだろうか？｣
貴女｢えぇ、アレが鬼です
放置しておけば私達人間を喰らう悪鬼です｣
警察の人と話していれば生徒の何人かがボソッと口を開いた
｢悪鬼って……戦意喪失して逃げようとしてた鬼も慈悲なく殺してる方が悪鬼だろ｣
｢背の小さい奴(無一郎)で倒せるなら俺でもやれる｣
｢あ、私鬼殺隊知ってる、無個性の集まりの隊だっけ？｣
鬼殺隊員｢…………｣
警察｢とりあえず｢帰ろうか｣は？｣
突然そういった私に警察の人は目を見開く
貴女｢確かに君たちの誰かが言ったようにあの場で逃げようとした鬼が居て私はそれを斬り捨てた
でもあの場に居たって事は私達が居なければ君達の誰かが、もしくは全員喰べられていた可能性もあるんだよ
それと、無一郎は強いよ
少なくとも君達には絶対に勝てる相手じゃない
強さも見分けることが出来ない子供が鬼を倒すなんて戯言を吐くな｣
善逸｢今回ばかりはAに俺も賛成だよ
こんなに気分が悪いのあの時以来だ｣
雰囲気が変わった私達に警察含め殆どが息を呑む
貴女｢校長に伝えておいてください
仕事はします、ですが生徒達を私たちの前に出さないで下さいと｣
警察｢ちょ、ちょっと待ちなさい!!｣
警察の止める声も聞かず私達はその場から一瞬で姿を消した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 707人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
油揚げ(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！笑える要素もあってとても楽しく読ませてもらってます(*´▽｀*) (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - いつか枯れるwww捉え方うける笑笑 (2019年10月22日 3時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！さん» 灰になる途中なので｢倒れている｣と書きました。分かりづらくてすみません..... (2019年10月21日 23時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - ですがいろいろ設定を変えているのでしょうか？ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - 8話のところ、「鬼が倒れている」とありますが鬼は首を斬られたら消えますよ。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水菜目
| 作成日時：2019年10月11日 23時
